『日本型ダイバーシティマネジメント ~日本企業が歩む性的マイノリティとの共創の道 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
日本型ダイバーシティマネジメント |
サブタイトル |
日本企業が歩む性的マイノリティとの共創の道 |
著者 [著者区分] | 閻 亜光 [著・文・その他]
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出版社 |
晃洋書房 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3800円 |
シリーズ |
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ページ数 |
240p
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Cコード |
3034 |
発売予定日 |
2024-12-02 |
ジャンル |
専門/単行本/経営 |
ISBN |
9784771038820 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
共にはたらく。 共に生きる。
本書は日本企業のダイバーシティマネジメントを全面的、かつ組織・個人の観点から分析し、日本でいま実施すべきモデルを提案することを目的としている。性的マイノリティだけでなくダブルマイノリティとされる人々に対して、表層的ではないダイバーシティマネジメントを行うことの困難と希望を、包括的に描く。
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目次 |
はしがき
序 章 ダイバーシティマネジメントの射程 はじめに 1.性的マイノリティ当事者のダイバーシティマネジメントが求められる理由 2.日本型ダイバーシティマネジメントモデルの意義 3.日本型ダイバーシティマネジメントの構築 4.本書で使用する概念とモデル 5.本書の構成 小 括
第1章 日本企業のダイバーシティマネジメント はじめに 1.日本型ダイバーシティマネジメントの既存論点 2.文献レビューという方法 3.ダイバーシティマネジメントとモデル 小 括
第2章 性的マイノリティの変遷 はじめに 1.性的マイノリティ当事者を対象とする理由 2.LGBT が代表する性的マイノリティに起きた「変化」 3.性的マイノリティ当事者に対する取り組みの位置付け 4.性的マイノリティ当事者に対する取り組みへの懸念 5.組織側及び当事者側の既存問題点 小 括
第3章 日本企業における性的マイノリティ取り組みの比較 はじめに 1.性的マイノリティに対する理解の不十分さ 2.既存取り組みの現状 3.性的マイノリティと日本企業 4.日本企業へのインタビュー調査 5.比較研究で得られた特徴と原因 6.日本企業における実践的な示唆 小 括
第4章 ダブルマイノリティ当事者に隠された真相 はじめに 1.複数のマイノリティを持つ当事者が抱えている問題点とは何か 2.本章におけるダブルマイノリティとは 3.ダブルマイノリティの働き方 4.M-GTA を用いたダブルマイノリティ当事者への調査 5.見つかった困難及びその解決プロセス 6.日本企業における実践的な提案 小 括
第5章 職場における性的マイノリティ当事者のメンタルヘルス はじめに 1.性的マイノリティ当事者とメンタルヘルス 2.隠れやすい性的マイノリティ当事者のメンタル問題 3.アンケート調査について 4.得られたメンタルヘルスの因子 5.コロナ禍による性的マイノリティ当事者特有の因子なのか 小 括
第6章 ダイバーシティマネジメントに対する認識ズレ はじめに 1.職場における既存の認識ズレ 2.当事者と非当事者の間で見られる差異 3.調査対象者へのアンケート 4.認識ズレが存在するかを検証する方法 5.認識ズレの有無 6.見えない「当たり前の隣人」 小 括
第7章 日本型ダイバーシティマネジメントモデル はじめに 1.日本型ダイバーシティマネジメントの問題点 2.モデルの修正点説明 3.各ステージの説明 4.モデルの特徴 小 括
終 章 共創の道 はじめに 1.各章のまとめ 2.一緒に歩む困難はどこにあるか 3.「今」できることとは何か 4.本書の限界と展望
あとがき 参考文献 索 引 |
著者略歴(閻 亜光) |
1990年中国山西省太原市生まれ.2007年秋田県に交換留学.その後,立命館アジア太平洋大学に進学し,卒業後は星野リゾートマネジメントに入社.ブライダル及びフロント業務を経て,2016年退社後に立命館大学大学院言語教育情報研究科修士課程に入学.言語教育学修士号を取得後,2019年から立命館大学大学院経営学研究科博士課程前期課程及び後期課程に進学,立命館大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了.現在,日本文理大学経営経済学部助教. 主な研究は,性的マイノリティ当事者の職場における問題,ジェンダーと企業の関係に焦点を当てている.また,著者自身は日本企業で勤務した経験を持ち,日本型ダイバーシティマネジメントにおいて,外国籍労働者問題やジェンダーの問題など,多方面で取り組む. |