『書庫をあるく ~アーカイブの隠れた魅力 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
書庫をあるく |
サブタイトル |
アーカイブの隠れた魅力 |
著者 [著者区分] | 南陀楼綾繁 [著・文・その他]
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出版社 |
皓星社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2300円 |
シリーズ |
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ページ数 |
264p
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Cコード |
0000 |
発売予定日 |
2024-12-13 |
ジャンル |
一般/単行本/総記 |
ISBN |
9784774408408 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
「図書館で本を見るとき、開架の書棚はその図書館のいわばよそ行きの顔であり、本質はむしろ、書庫にこそあるのではないか--。」(はじめに)
そんな著者の疑問から、本書の企画はスタートしました。
全国各地の図書館・資料館の、利用者が普段は入ることができない閉架書庫に足を踏み入れ、そこで出会った本や資料を紹介するとともに、書庫内を知り尽くす「ヌシ」のような館員の皆さんに、資料の管理や活用について取材を重ねてきました。全国各地にある15館の図書館・資料館の魅力の源泉に迫ります!
(「日本の古本屋」メールマガジン人気連載の書籍化です)
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目次 |
はじめに
《地域の知を育てる》
県立長野図書館 --書庫の「中」と「外」をつなげる
伊那市創造館 --時代の風を受けながら
宮城県図書館 --「本の虫」たちの系譜
長岡市立中央図書館・文書資料室 --戦災から復興した「文化の町」の象徴
釧路市中央図書館・釧路文学館 --「文学の街」の底力
《遺された本を受け継ぐ》
東洋文庫 --本の旅の果てに
国立映画アーカイブ--個人コレクションをめぐるドラマ
草森紳一蔵書--草森さんの本は川を渡って
大宅壮一文庫--「集団知」が生んだ雑誌の宝庫
遅筆堂文庫--小さな町に「本の海」が生まれるまで
《本を未来へ》
国立ハンセン病資料館--患者たちの手で集め、守った資料
長島愛生園神谷書庫--バトンは受け継がれる
大島青松園--島の読書生活をたどる
新潮社資料室--出版史を体現する資料に囲まれて
日本近代文学館--作家たちが託した夢
あとがき |
著者略歴(南陀楼綾繁) |
1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。「不忍ブックストリート」前代表。「石巻まちの本棚」の運営にも携わる。著書『本好き女子のお悩み相談室』(ちくま文庫)、『蒐める人』(皓星社)、『古本マニア採集帖』(皓星社)、『「本」とともに地域で生きる』(大正大学出版会、11月刊行予定)、編著『中央線小説傑作選』『中央線随筆傑作選』(中公文庫)ほか。 |