『1954 史論―日出る国のプロレス』の詳細情報

1954 史論―日出る国のプロレス
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タイトル 1954 史論―日出る国のプロレス
サブタイトル
著者 [著者区分]小泉悦次 [著・文・その他]
出版社 辰巳出版 レーベル
本体価格
(予定)
2100円 シリーズ
ページ数 344p Cコード 0075
発売予定日 2024-09-20 ジャンル 一般/単行本/体育・スポーツ
ISBN 9784777829620 判型 46
内容紹介
1954年(昭和29年)、日本で男子プロレスと女子プロレスが本格的に始動し、熱狂的に迎え入れられた。
力道山、木村政彦、山口利夫、猪狩定子といった我が国のプロレス創成期を彩ったレスラーたちは、どういう経緯を経て四角いリングに上がったのか? そもそも、なぜプロレスはアメリカから輸入され、日本に定着したのか?
70年におよぶ歴史を持つ日本マット界のルーツを詳細に掘り返し、大日本帝国の敗戦からプロレスブームを巻き起こしたシャープ兄弟の来日、そして伝説化されている力道山vs木村政彦の喧嘩マッチを濃密に考察した渾身の快作。全世代のプロレスファンがこの物語を知る必要がある――。
目次
プロローグ 日本で最初の女子プロレスラー・猪狩定子の回想

第1章 「日本の敗戦」と「世界のプロレス」

第2章 なぜプロ柔道は失敗に終わったのか?

第3章 パン猪狩がパリで見た「レッスルする世界」

第4章 関脇・力道山の「大相撲廃業」と「プロレス転向」

第5章 1952年、それぞれのアメリカ武者修行

第6章 1953年7月30日、日本プロレス協会が発足

第7章 プロ柔道出身たちと猪狩一座のプロレス

第8章 力道山の第二次アメリカ武者修行

第9章 日本プロレスの旗揚げシリーズが成功した理由とは?

第10章 日本のプロレス創成期を支えた顔役

第11章 ミルドレッド・バーク一行の日本ツアー

第12章 力道山vs木村政彦戦は八百長か、真剣勝負か?

第13章 〝昭和巌流島の決闘〟を「プロレス」として読み解く

エピローグ
著者略歴(小泉悦次)
1960年5月14日、東京都北区生まれ。サラリーマンの傍ら、1996年よりメールマガジンにてプロレス記事を配信。プロレス史研究を深化させるにつれて、ボクシング史、相撲史、サーカス史、見世物史など隣接領域の研究も進める。プロレス文壇デビューは、2002年春の『現代思想・総特集プロレス』(青土社)。2009年よりプロレス専門誌『Gスピリッツ』に記事をレギュラーで寄稿、現在に至る。2018年、『プロ格闘技年表事典-プロレス・ボクシング・大相撲・総合格闘技』(日外アソシエーツ/紀伊國屋書店)を編集。著書に『史論‐力道山道場三羽烏』(小社刊)がある
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