『アメリカの〈無意識〉 ~文学と映画で読む500年の歴史 ~ 』の詳細情報

アメリカの〈無意識〉
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タイトル アメリカの〈無意識〉
サブタイトル 文学と映画で読む500年の歴史
著者 [著者区分]武田 悠一 [著・文・その他]
出版社 彩流社 レーベル
本体価格
(予定)
3600円 シリーズ
ページ数 504p Cコード 0098
発売予定日 2025-01-14 ジャンル 一般/単行本/外国文学、その他
ISBN 9784779130144 判型 46
内容紹介
トランプが再選されたアメリカ。
建国以来、アメリカを突き動かしてきた〈無意識〉とは何か。
コロンブスから現在に至るおよそ 500年のアメリカの歴史を、
文学と映画を通して読み解く。
戦後80年を迎えるにあたり、アメリカの歴史を読みなおし、〈アメリカ〉について考える。

◉言及される映画作品
『アバター』『風と共に去りぬ』『カラーパープル』『華麗なるギャッツビー』『スカーレット・レター』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』『ダンス・ウィズ・ウルブズ』『遥かなる大地へ』『武器よさらば』『ポカホンタス』『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサ
リンジャー』『若草物語』ほか
目次
序章    アメリカという物語
第1章  アメリカの「発見」とポカホンタス物語
第2章  魔女幻想──植民地のセクシュアリティ
第3章  アメリカの政治的無意識──インディアン捕囚体験記
第4章  恐怖に取り憑かれた国──アメリカン・ゴシック
第5章  共同幻想の解剖──『緋文字』
第6章  〈明白な宿命〉の行方──西方幻想とアメリカ
第7章  奴隷制と愛による教育──『アンクル・トムの小屋』
第8章  結婚という制度──『若草物語』
第9章  人種と国家──『ハックルベリー・フィンの冒険』
第10章  アメリカの夢と悲劇──『グレート・ギャツビー』
第11章  男らしさの神話
       ──ヘミングウェイのジェンダー・トレーニング
第12章  トラウマを語るということ
       ──『キャッチャー・イン・ザ・ライ』
第13章  人種とジェンダー──『カラーパープル』
第14章  アメリカの〈黒い影〉──『ビラヴド』
終章   戦後日本とアメリカ
著者略歴(武田 悠一)
たけだ・ゆういち Takeda Yuichi 元南山大学教授。
著書等に『情動の力  文学/文化批評の可能性』(武田悠一・武田美保子 編著、小鳥遊書房、2024年)、『ゴシックの享楽──文化・アダプテーション・文学』(彩流社、2021年)、『差異を読む──現代批評理論の展開』(彩流社、2018年)、『読むことの可能性──文学理論への招待』(彩流社、2017年)、『アダプテーションとは何か──文学/映画批評の理論と実践』(共編著、世織書房、2017年)、『アレゴリーで読むアメリカ/文学――ジェンダーとゴシックの修辞学』(春風社、2017年)、『増殖するフランケンシュタイン──批評とアダプテーション』(共編著、彩流社、2017年)、『フランケンシュタインとは何か──怪物の倫理学』(彩流社、2014年)、『読みの抗争──現代批評のレトリック』(彩流社、2012年)、『ジェンダーは超えられるか──新しい文学批評に向けて』(編著、彩流社、2000年)ほか。
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