何をしに / 矢島渚男 / ふらんす堂（ISBN:9784781416458）| 本が好き！近刊情報サーチ

『何をしに』の詳細情報

内容紹介
Amazonで予約する	タイトル	何をしに
	サブタイトル
	著者 [著者区分]	矢島渚男 [著・文・その他]
	出版社	ふらんす堂	レーベル
	本体価格（予定）	3000円	シリーズ	句集
	ページ数		Cコード	0092
	発売予定日	2024-08-07	ジャンル	一般/単行本/日本文学詩歌
	ISBN	9784781416458	判型	A5
◆第十句集私は、小さいが四季の変化に恵まれた島国に生まれ、ここに伝えられた極小の詩型に遊び携わってきたに過ぎないが、文明の危機を憂いつつ、それが杞憂に終わることを願うのみである。（あとがきより） ◆作品紹介みづうみのさざなみにのり山桜湯の菖蒲頭に巻いてみたりけり残花余花散花を遊行柳まで老いるとは火とぼることか火の恋し羽ふるふ小さな日雀小さな詩考へる形にいきみあたたかし去年今年時は流れず積りゆく祟りあふ民族の壁夏の月にんげんは言葉で遊び枯葉の木待つによき薪ストーブの炎かな
目次

著者略歴(矢島渚男)
1935年長野県上田市に生まれ住む。石田波郷に師事。波郷の死没後加藤楸邨に師事。1991年俳誌「梟」を創刊し現在に至る。古典研究に『白雄の秀句』『白雄の系譜』『蕪村の周辺』『与謝蕪村散策』『新解釈「おくのほそ道」』『歳華片々─ 古典俳句評釈』『虚子点描』など。評論集『俳句の明日へ』Ⅰ～Ⅲ、随想集に『身辺の記』Ⅰ～Ⅲなどがある。句集『百済野』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞、句集『冬青集』で第50回蛇笏賞受賞。旭日章を受ける。讀賣新聞俳壇選者。

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