『水無月の鹿』の詳細情報

水無月の鹿
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タイトル 水無月の鹿
サブタイトル
著者 [著者区分]竹腰 素 [著・文・その他]
出版社 ふらんす堂 レーベル
本体価格
(予定)
2800円 シリーズ 句集
ページ数 Cコード 0092
発売予定日 2024-06-06 ジャンル 一般/単行本/日本文学詩歌
ISBN 9784781416502 判型 46
内容紹介
◆第一句集
しやぼん玉うかとたましひ吹き入れし

詩人としての矜持を保ちつつ、謙虚に俳句形式に向かわれた成果がこの句集である。
跋より・満田春日

◆自選十句
ヒロシマノマツクラガリノサクラカナ
棕櫚の日の人のすくなき列に付き
下駄箱のさんざめくなり黴の花
水無月の鹿がのぞくよ厨口
炉心溶融白繭にさなぎ眠りて
塩舐めて牧夫は夏を痩せにけり
ひとつ囲にふたつ蜘蛛棲む秋の空
天守へとご門の多し穴惑
白式部旅に死にたる馬多し
渤海へ攫はれてゆく冬没日

跋・満田春日
栞・岸本尚毅
目次
著者略歴(竹腰 素)
1939年 福井市生まれ
2006年 「 三四雁通信句会」会員 「はるもにあ」会員
2007年 「山河俳句会」会員
2014年  詩集『しゃぼん玉刑』北陸現代詩人賞(奨励賞)受賞
現代俳句協会会員
俳人協会会員
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