『耳ふたつ』の詳細情報

耳ふたつ
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タイトル 耳ふたつ
サブタイトル
著者 [著者区分]松永典子 [著・文・その他]
出版社 ふらんす堂 レーベル
本体価格
(予定)
2600円 シリーズ 句集
ページ数 Cコード 0092
発売予定日 2024-06-24 ジャンル 一般/単行本/日本文学詩歌
ISBN 9784781416656 判型 46
内容紹介
◆第四句集

冬ぬくきスープカップに耳ふたつ

のんびりと俳句を楽しんでいる場合ではないのであるが、不安なる故に自分事をもっと大事にしなければと、焦る心が芽生えたのも事実だ。
(あとがき)

◆作品紹介
遠野火の深閑と這ふ速さかな
父の手になる折鶴は囀りさう
花束のセロハン光る春の雪
麦の穂や風に聞かせるだけの歌
己が空己で磨く水すまし
自らの歩幅よりなし蝸牛
羅といふひとひらの雲を着る
強き順知つてゐる子の木の実独楽
天かすのさつと広がる時雨空
木がほうと息つくやうに雪しづり
目次
著者略歴(松永典子)
昭和22年生れ
昭和54年 「沖」入会
昭和63年 「沖」「門」同人 のち退会
平成9年 「船団」入会
平成11年 第1句集『木の言葉から』上木
平成12年 俳句サイト「探鳥句会」立上げ
     現在迄HP「探鳥句会」編集代表
平成17年 第2句集『埠頭まで』上木
平成19年より「青垣」創刊参加 のち退会
令和4年  毎日俳句大賞受賞
第3句集『路上ライブ』上木
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