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タイトル |
鳴鳴 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 緒方順一 [著・文・その他]
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出版社 |
ふらんす堂 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1700円 |
シリーズ |
第一句集シリーズ |
ページ数 |
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Cコード |
0092 |
発売予定日 |
2024-07-08 |
ジャンル |
一般/単行本/日本文学詩歌 |
ISBN |
9784781416694 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
曳いて来し山羊に曳かれて青き踏む
九年共に暮らした山羊のうしお君との思い出は尽きない。最期を看取った順一さんの姿
は本当の家族そのものだった。山羊の好んで食べていたものなどを見るたびにこれからも
思い出されることだろう。本集はうしお君追悼の思いで編むことを決意されたという。幸
せな山羊だったとつくづく思う。
(序より・名村早智子)
●自選十句
屈ませるちから菫のそのどこに
踏まれたる草の芽むんと戻りけり
本といふ窓の形や緑さす
滝に身を貫かれたく仰ぎけり
身の冷えてなほ一瀑を去り難し
尾頭は地球の裏か鱗雲
この膝も岩場の一つ赤とんぼ
梟の飛ぶ構へして糞放つ
放たれし山羊吸はれゆく夏野かな
秋草の香りもろとも子山羊抱く
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目次 |
序・名村早智子
第一章 春
第二章 夏
第三章 秋
第四章 冬
第五章 山羊
あとがき
著者略歴 |
著者略歴(緒方順一) |
1974年8月29日生
2018年 「玉梓」入会
現 在
「玉梓」同人、俳人協会幹事、京都俳句作家協会幹事、メーメー句会管理人、古書店「全適堂」店主 |