『気息』の詳細情報

気息
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タイトル 気息
サブタイトル
著者 [著者区分]山内節子 [著・文・その他]
出版社 ふらんす堂 レーベル
本体価格
(予定)
2800円 シリーズ 句集
ページ数 204p Cコード 0092
発売予定日 2024-10-16 ジャンル 一般/単行本/日本文学詩歌
ISBN 9784781416847 判型 46
内容紹介
◆第二句集

打ち合へる気息の合うて羽子日和

句集名『気息』は、句友との交感に謝意を表して名付けられたとある。能う限り季語の現場に立ち、感傷や嗟嘆に流されることなく、真摯に励んで来られた自身の気息でもあろう。柔軟性と勁さの融合した作品群はまさに、粋美純熟に至れりというべきか。
(帯より・谷口智行)

◆自選一二句より
豆回し来鳴ける日差し若菜摘む
霞む日の京のはづれを舟下る
谷の名に佳き字をあてて山桜
蜂飼の渡り来てゐる橡の花
基地の町鮎解禁のビラを貼る
庭詰の額づく先の蟻地獄
草市のとぎるる橋のたもとかな
窓あけて松籟を聞く後の雛
芋虫の下品下生の太りやう
すみのえの沖に十尋の寄り鯨
分校の生徒に出会ふ探梅行
目次
著者略歴(山内節子)
昭和29年 大分県生まれ
平成15年 茨木和生に師事
平成26年 句集『七野七種』上梓
現 在 「運河」天水集同人、「晨」同人
俳人協会評議員、大阪俳人クラブ会員
大阪俳句史研究会会員
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