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タイトル |
ホスピスにて |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 竹岡準之助 [著・文・その他]
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出版社 |
ふらんす堂 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2500円 |
シリーズ |
散文詩集 |
ページ数 |
80p
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Cコード |
0092 |
発売予定日 |
2024-09-11 |
ジャンル |
一般/単行本/日本文学詩歌 |
ISBN |
9784781416922 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
◆ホスピスからの渾身の散文詩集
前著『卆寿だより』を上梓してから、半年が経ち、いま、私はJ病院というホスピスにいる。
毎日、食事も満足にとれず、寝てばかりいる。知友への便りも、欠かせないものは娘に代筆をたのんでいる。新聞もTVも、大リーグのニュースを除いて、ほとんど見ない。視聴を刺激してくれるのは、辛うじて、睡眠中に「見る」、「雑念」や「妄想」の類いだ。
どれも碌でもなく埒もないものばかりだが、時折、気がむいたときに、思いつくまま、娘からもらったメモ帖に、それらを書きつけることになった。病院内でできる気晴らしといえば、仰臥したまま書けるこうした乱筆乱文のメモ書ぐらいだ。
(あとがきより)
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目次 |
終の棲家
国際交流
来ないでくれ
七転八倒
投薬
院内風景
スタイル
透析室にて
わたしの点鬼簿 ─近しい人たちの死について
ヤバイ
幻の展望風呂
再びショー・タイム
延命治療
あとがき |
著者略歴(竹岡準之助) |
1934(昭和9)年、京都市に生まれる。
早大仏文科卒。学生時代に三浦哲郎、佐藤光房らと同人誌「非情」を創刊。
64年、あすなろ社を創業、出版に従事、現在に至る。季刊誌「パピヨン」を編集・発行(1997 ~2012)。著者に『白夜の忌─ 三浦哲郎と私』『冥土の土産』『黄落の夕景』(いずれも幻戯書房)『深夜TIMES』ⅠⅡⅢ(いずれもあすなろ社)ほか。 |