『風は春』の詳細情報

風は春
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タイトル 風は春
サブタイトル
著者 [著者区分]宮崎洋 [著・文・その他]
出版社 ふらんす堂 レーベル
本体価格
(予定)
2600円 シリーズ 句集
ページ数 206p Cコード 0092
発売予定日 2024-12-06 ジャンル 一般/単行本/日本文学詩歌
ISBN 9784781417097 判型 46
内容紹介
◆第一句集
どうして春が来るの
どうして春になるの 
こどものころから
ずっと不思議だった
いまは思う
草も鳥も海も風も
赤ちゃんも
星になったひとも
懸命に春になろうとしている

(著者)

◆自選十句
料峭やかはりばんこに麺麭を抱き
鳥の恋伎芸天女の闇うごく
父のなき父の田圃の春景色
花満つやこの世に誰もゐなくなり
涼しげに子を産むちから誇りけり
ゆふやみの底に夕焼の千曲川
金閣寺水かげろふに灼けにけり
名月を呑みたる海のあをあをと
小春凪暮るれば胎へかへるとき
聖夜へと入りゆくテールランプかな
目次
著者略歴(宮崎洋)
昭和26年 三重県生まれ
平成22年 「春燈」入会
平成28年 「春燈」春星賞受賞
平成30年 「春燈」燈下集(同人)
令和6年10月 「春燈」主宰就任
俳人協会会員
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