『有働薫詩集』の詳細情報

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タイトル 有働薫詩集
サブタイトル
著者 [著者区分]有働薫 [著・文・その他]
出版社 思潮社 レーベル 現代詩文庫
本体価格
(予定)
1500円 シリーズ
ページ数 160p Cコード 0392
発売予定日 2024-04-12 ジャンル 一般/全書・双書/日本文学詩歌
ISBN 9784783710295 判型 46
内容紹介
落ちていた埃を

手のひらに拾うと

鼠のかたちの影になった



夕闇の部屋で



永遠の切片をもとめて

感性と知性が響きあい、レアルとヴィジョンがせめぎあう。

個から共苦の深みへ、〈事後の詩人〉の一途なる軌跡。

現代詩花椿賞受賞『幻影の足』全篇をふくむ一巻選集。

解説=鈴木志郎康 阿部日奈子 中本道代 野村喜和夫 竹内敏喜
目次
著者略歴(有働薫)
1939年東京都杉並区天沼で生まれ、3歳から20歳まで文京区高田老松の有斐学舎舎監宅で育つ。45年、縁故疎開先の熊本でグラマン機の機銃掃射を受けたが無傷だった。都立竹早高校、早稲田大学第一文学部卒業。シチズン時計株式会社に勤務。87年、第1詩集『冬の集積』を詩学社から発表、社主嵯峨信之氏から詩および翻訳について指導を受ける。以後、詩集に『ウラン体操』、『雪柳さん』、『SuryaスーリヤSurya』、『ジャンヌの涙』、『幻影の足』(第28回現代詩花椿賞)、『モーツァルトになっちゃった』、『露草ハウス』など。

翻訳にジャン=ミッシェル・モルポア『青の物語』、同『イギリス風の朝』など。現在、詩誌「未定」、「ユルトラ・バルズ」、「ル・ピュール」に所属。
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