『改訂版 描かれた黄泉の世界 王塚古墳』の詳細情報
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タイトル |
改訂版 描かれた黄泉の世界 王塚古墳 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 柳沢 一男 [著・文・その他]
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出版社 |
新泉社 |
レーベル |
シリーズ「遺跡を学ぶ」 |
本体価格 (予定) |
1700円 |
シリーズ |
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ページ数 |
96p
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Cコード |
1021 |
発売予定日 |
2023-02-21 |
ジャンル |
教養/単行本/日本歴史 |
ISBN |
9784787722485 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
全国で約600基発見されている装飾古墳のなかで、図文の複雑さと華麗さとにおいて比類のない九州北部・筑豊地方の王塚古墳。石室を埋めつくす図文は何を意味するのか、壁画制作の背景に何があるのか。広く朝鮮・中国におよぶ壁画古墳研究から追究する。改訂版では、壁画図文の新たな解釈を盛り込んでいる。
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目次 |
第1章 王塚古墳の発見
第2章 王塚古墳の構造 1 遠賀川と筑豊地方 2 筑豊最大級の前方後円墳 3 多系統の横穴式石室 4 装飾性に富んだ副葬品
第3章 装飾古墳の世界 1 墳墓装飾の系譜 2 辟邪と他界 3 描かれた他界
第4章 王塚の壁画を読む 1 王塚の壁画資料 2 玄門前面の壁画 3 玄室腰石をいろどる壁画 4 石屋形の壁画 5 墓室上部をおおう珠文群
第5章 王塚の壁画を生み出したもの 1 壁画の制作者 2 筑紫君磐井と東アジア情勢
第6章 壁画保存への苦難の歩み |
著者略歴(柳沢 一男) |
1947年群馬県生まれ。 國學院大學文学部史学科卒業。宮崎大学名誉教授。 主な著作 シリーズ「遺跡を学ぶ」010『描かれた黄泉の世界・王塚古墳』、同094『筑紫君磐井と「磐井の乱」・岩戸山古墳』、『装飾古墳ガイドブック 九州の装飾古墳』(以上、新泉社)、「日本における横穴式石室受容の一側面」『清溪史学』16・17合併号(韓国)、「複室構造横穴式石室の形成過程」『新世紀の考古学』纂修堂、「九州古墳時代の展開」『新版古代の日本3』角川書店、「古墳の変質」『古代を考える 古墳』吉川弘文館、「九州の装飾古墳」『四〜五世紀東北アジアの高句麗系壁画古墳の理解』(仁荷大学校古朝鮮研究所叢書1)周留城社(韓国)ほか |