『ナットとボルト 世界を変えた7つの小さな発明』の詳細情報

ナットとボルト 世界を変えた7つの小さな発明
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タイトル ナットとボルト 世界を変えた7つの小さな発明
サブタイトル
著者 [著者区分]■ロマ・アグラワル [著・文・その他]
■牧尾 晴喜 [翻訳]
出版社 草思社 レーベル
本体価格
(予定)
2600円 シリーズ
ページ数 328p Cコード 0040
発売予定日 2024-07-01 ジャンル 一般/単行本/自然科学総記
ISBN 9784794227256 判型 46
内容紹介
釘、車輪、ばね、磁石、レンズ、ひも、ポンプ。
これらは原理自体は単純でも、大きなパワーを生み出したり、
長い距離を運ぶことを可能にしたりと、私たちの歴史の発展に欠かせないものです。
さらに現代においては、人工心臓や宇宙服などに利用されており、
最先端の技術にも不可欠なものなのです。
これらの、「小さくて偉大」な7つの発明とその応用について、
女性エンジニアが鮮やかに綴ります。図版多数収録。

「この大変魅力的な本には、とても深いメッセージが込められている。
それは、いかに多くのテクノロジーが、ほんの小さな工学的な革新を
巧みに反復することから生まれているか、ということだ。」
フィリップ・ボール(『かたち』『流れ』)

「どのページにもエンジニアリングへの情熱が溢れている……
ロマ・アグラワルは、構築された世界がどう機能しているのかを理解し、
私たちに「自分のための機械」を作りたいと再び夢見させる特別な技を持っている。」
アンジェラ・サイニー(『科学の女性差別とたたかう』)

「私たちの世界を動かしている地味に見えるデバイスについて、
エンジニアならではの興奮とディテールへの情熱で魅力的な物語として綴っている。」
ガイア・ヴィンス(『進化を超える進化』)


◆本書に出てくる発明と革新
「釘」:釘、リベット、ねじなど
「車輪」:タイヤから歯車、ジャイロなど
「ばね」:ゼンマイからピストル、免振技術まで
「磁石」:永久磁石から電話、テレビまで
「レンズ」:微生物の発見から、不妊治療まで
「ひも」:弓から楽器、吊り橋まで
「ポンプ」:土木工事から人工心臓、搾乳機、宇宙服まで
目次
1 釘 NAIL   ものを固定することは偉大なり
2 車輪 WHEEL 物を遠くへ運ぶこと
3 バネ SPRING 力を溜めたり、解放したり
4 磁石 MAGNET 情報が距離を超えてゆく
5 レンズ LENS 小さな生命へのまなざし
6 ひも STRING 巨大な構造から音楽まで
7 ポンプ PUMP 心臓、乳房を超えて宇宙まで
著者略歴(ロマ・アグラワル)
ロマ・アグラワル(ROMA AGRAWAL)
構造エンジニア。インド系イギリス系アメリカ人。オックスフォード大学で物理学の学士号を取得した後、インペリアル・カレッジ・ロンドンで構造工学の修士号を取得。西ヨーロッパ一の高さを誇るビル「ザ・シャード」やノーザンブリア大学歩道橋をはじめとして、数々の有名な建造物の構造設計に関わる。著作に『世界を変えた建築構造の物語』(草思社)がある。
著者略歴(牧尾 晴喜)
牧尾 晴喜(まきお・はるき)
1974年、大阪生まれ。一級建築士、博士(工学)。株式会社フレーズクレーズ代表。建築やデザイン分野の翻訳を手がけている。同志社女子大学、摂南大学で兼任教員。主な訳書・監訳書に、『世界を変えた建築構造の物語』(草思社)、『モダン・ムーブメントの建築家たち:1920-1970』(青土社)、『幾何学パターンづくりのすべて』(ビー・エヌ・エヌ)、『暗闇の美術』(求龍堂)などがある。AXIS(アクシス)、VOGUE JAPAN、アイデア、GAといった雑誌での記事翻訳・執筆もしている。
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