『ぼくは ぼく』の詳細情報

ぼくは ぼく
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タイトル ぼくは ぼく
サブタイトル
著者 [著者区分]■スーザン・ヴェルデ [著・文・その他]
■ピーター・レイノルズ [イラスト]
■島津やよい [翻訳]
出版社 新評論 レーベル
本体価格
(予定)
1200円 シリーズ
ページ数 32p Cコード 8798
発売予定日 2023-03-16 ジャンル 児童/絵本/外国文学、その他
ISBN 9784794812346 判型 A4変形
内容紹介
「ありのままの自分」を全面肯定し、愛するために。
他人との比較や劣等感・自己否定に病む現代人の心を温かく励ます「個性讃歌」

 年収やSNSのフォロワー数でひとの「価値」を測る。有名人や「幸せそうな他人」と自分を比較して、劣等感にさいなまれる。そのくせ、万事順調なふりをしてしまう。まわりからどう見られているか気になって、弱音が吐けない、本音を言えない…こんなふうに、わたしたちは病的なまでに周囲や世間を気にして、率直になれずに苦しんでいます。
 容姿が美しい、頭の回転が速い、スポーツができる、所得が多い等々の特徴は、たんに相対的な「違い」であって、優劣ではありません。それらの特徴がしばしばお金に紐づけられているため、なんとなく優位性だと思わされているだけです。周囲の目が気になるのも、多分にそうした序列に縛られているからでしょう。セレブはだれの目も気にせず好きにふるまえるけれど、一般人は分をわきまえて空気を読まなければ、というわけです。
 だれかと/なにかと比較することに意味はない。そもそもおなじものなどひとつもないし、違うからこそ人生も世界もすばらしい。どのいのちも唯一無二で、その尊さはほかの何かと比較できない。生の奇跡はいつだって目のまえにある。本書はそんなふうに「個」をたたえ、「ありのままの自分」を愛するよう促す絵本です。巻末にはシリーズ既刊同様、「自分を全肯定するためのエクササイズ」の手引きがついています。
 終盤に《I matter.》つまり「ぼくがどうでもいい存在だなんて とんでもない」という文が出てきます。matterの一語に、ともにアメリカに暮らす作者たちの、根深いレイシズムへの悲しみと怒り、高揚著しいブラック・ライヴズ・マター(黒人を殺すな)運動への共感が読みとれます。あらゆる違いを肯定し、たたえあうことで、愚にもつかぬ比較やそれに基づく区別・差別をなくそう――本書にはそんな願いもこめられているのだと思います。(しまづ・やよい)

(巻末付録:「マインドフルネスでじぶんをほめたたえるエクササイズ」ガイド)
目次
著者略歴(スーザン・ヴェルデ)
(Susan Verde) ニューヨーク、グリニッジ・ヴィレッジ出身。絵本製作のかたわら、こどもたちにヨガとマインドフルネスをおしえている。本書や『ぼくは にんげん』をふくむ《I AMシリーズ》は、世界中の幅広い年齢層の読者を獲得し累計150万部を突破。レイノルズとの共著に、上記シリーズのほか『びじゅつかんへいこう』(なかがわちひろ訳、国土社)などがある。ニューヨーク州イーストハンプトン在住。
著者略歴(ピーター・レイノルズ)
(Peter H. Reynolds) 数々のヒット作で知られる絵本・アニメーション作家。「こどもたち、とくに“道をはずれた”こどもたちを、絵と物語でささえること」がじぶんの使命だと語る。世界中の“図画嫌い”を救った『てん』(谷川俊太郎訳、あすなろ書房)、世界中の母親の心をうった『ちいさな あなたへ』(文:アリスン・マギー、なかがわちひろ訳、主婦の友社)、ともにすごす時間を言祝ぐ『すてきなテーブル』など作品多数。マサチューセッツ州デダム在住。
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