『吉本隆明全集19 ~1982-1984 ~ 』の詳細情報

吉本隆明全集19
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タイトル 吉本隆明全集19
サブタイトル 1982-1984
著者 [著者区分]■吉本隆明 [著・文・その他]
■吉本隆明 [著・文・その他]
出版社 晶文社 レーベル 吉本隆明全集
本体価格
(予定)
7000円 シリーズ
ページ数 692p Cコード 0395
発売予定日 2019-04-25 ジャンル 一般/全書・双書/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784794971197 判型 A5変形
内容紹介
小説やCMから少女漫画まで、さまざまな作品を個々の作者ではなく「現在」という作者が生みだしたものとして論じる『マス・イメージ論』と、時期を接して生じた世界的な「反核」の動きを批判した「反核運動の思想批判」などを収める。単行本未収録6篇。第20回配本。
月報は小池昌代氏(詩人)、島亨氏(編集者)、ハルノ宵子氏(漫画家)が執筆。
目次

マス・イメージ論
 変成論
 停滞論
 推理論
 世界論
 差異論
 縮合論
 解体論
 喩法論
 詩語論
 地勢論
 画像論
 語相論
 あとがき


ポーランドへの寄与――レーニン以後はじめての社会主義構想――
先進資本主義社会の動向と日本の行方
「反核」運動の思想批判
反核運動の思想批判 番外
情況への発言――「反核」問題をめぐって――


空は閉ぢられる
クイナの話
言葉は
好きな眼
木の泡
霽れた衣
雨という帽子
「欅」という舟
「鶫」という駅
地名がくずれ堕ちる
「鳥」にむかって出発
絵本のうしろ
『衣河』見に
冬が繙く
楡という木
木の行方
鳥について
字画の挿話
橋という字
掌の旅(異稿)
「祖母」という樹
紡錘形に
「無口」という茶店
嬰児の旅
祖母の字
祖先の話

Ⅳ     
死は近づくか[鮎川信夫]
親鸞における言葉
現代語訳親鸞著作(抄)
西村博美論
古井由吉について
わがファウスト
幼児性の勝利――映画『E.T.』を観る――
自己慰安から渇望へ
小林秀雄について
《遠野物語》別考
田村隆一についての覚え書
ジョバンニの父とはなにか
川崎徹小論
ふたつのポルノ映画まで


『野性時代』アンケート
今、あなたにとってテレビとは

伊藤聖子『新宿物語』
山本かずこ『渡月橋まで』
高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』
やさしい装いをした高度な構築物[三浦つとむ]
対談「古典をどう読んできたか」あとがき[大岡信]
映画〈きつね〉註記
宍戸恭一『三好十郎との対話』に寄せて

吉本隆明が選んだ日本を読むための25篇

『「反核」異論』後註
『素人の時代』あとがき
『教育 学校 思想』まえがき
焦慮のドラマ――『相対幻論』あとがき−−
『〈信〉の構造』序――〈信〉についてのメモ――
『〈信〉の構造』あとがき
『試行』第五八〜六一号後記

解題(間宮幹彦)
著者略歴(吉本隆明)
1924年、東京・月島生まれ。詩人、評論家。東京工業大学工学部電気化学科卒業。戦後日本の言論界を長きにわたってリードし、「戦後最大の思想家」などと称される。おもな著書に『言語にとって美とはなにか』『共同幻想論』『心的現象論』『マス・イメージ論』『ハイ・イメージ論』『最後の親鸞』『宮沢賢治』『戦後詩史論』『夏目漱石を読む』などがある。2012年逝去。
著者略歴(吉本隆明)
1924年、東京・月島生まれ。詩人、評論家。東京工業大学工学部電気化学科卒業。戦後日本の言論界を長きにわたってリードし、「戦後最大の思想家」などと称される。おもな著書に『言語にとって美とはなにか』『共同幻想論』『心的現象論』『マス・イメージ論』『ハイ・イメージ論』『最後の親鸞』『宮沢賢治』『戦後詩史論』『夏目漱石を読む』などがある。2012年逝去。
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