今際の果ての世界へ……。 そこに広がっていたのは、美しき幽世の街。 「気がつくと、この街にいました」
「引き込まれそうになる」「ずっと浸っていたい」と、 SNSで話題の情景絵師が4年間描き続けてきた世界観をついに書籍化!
まばゆいほどの青と白にあふれる「淡刻街」シリーズは、亡き者の思いが集まり具現化した夏の街。 季節も時間も流れることなく、常に真夏の日中をすごすこととなる。 立ち入り禁止の白い建物群、住民がひっそりと集まる隠れた娯楽宿泊施設、「姫」と呼ばれる街一番の美女……。
このほかに、 夕方で時が止まったままの赤い幽世の街「大炎刻街」シリーズ、 空と海をモチーフに青という色と時間を刻印した「青き刻」シリーズなど、 テーマが異なる作品群を4種たっぷりと収録。
神秘的かつスケール感のある風景を緻密に描いたイラストから現れる、 リアルと空想が溶け合うファンタジックな世界。 見る者の心を揺さぶる情景絵師、待望の作品集が誕生!
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