『所有権について考える ~デジタル社会における財産 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
所有権について考える |
サブタイトル |
デジタル社会における財産 |
著者 [著者区分] | 道垣内 弘人 [著・文・その他]
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出版社 |
信山社出版 |
レーベル |
民法研究レクチャー |
本体価格 (予定) |
1400円 |
シリーズ |
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ページ数 |
112p
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Cコード |
3332 |
発売予定日 |
2024-07-23 |
ジャンル |
専門/全書・双書/法律 |
ISBN |
9784797211351 |
判型 |
46変形 |
内容紹介 |
◆学びの基本から学問世界へ。高校生との対話による次世代のための法学レクチャー◆
デジタル化が進みつつある現在、土地や財産、仮想通貨や電子書籍など、日常目にする現代的課題を所有権(物権・債権)を通し、学びの基本から考える。〈新しい民法を拓く〉、民法研究レクチャー第5弾。
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目次 |
『所有権について考える ― デジタル社会における財産』(民法研究レクチャーシリーズ)
道垣内弘人(専修大学大学院法務研究科教授) 著
【目 次】
・はしがき
◆はじめに
(1)本日のトピック
(2)『所有権の終焉―デジタル経済における人的財産』の表紙
(3)ごく普通の民法の説明
◆1 出発点となるいくつかの事象
◆2 電子書籍の「購入」
(1)電子書籍を読む2つの方法
(2)オーウェル事件
(3)少し整理
◆3 所有権の意義と対象
(1)所有権絶対の原則
(2)「所有権」,「所有」の正当化
(3)労働による所有権の正当化論理の説得力
◆4 物権の対象が他から区別されるものであること:客体の性質から来る制約(その1)
(1)なぜ有体物か
(2)特 定 性
(3)種類物の重要性
◆5 物権の対象が空間の一部を占めているものであること:客体の性質から来る制約(その2)
(1)有体性と支配
(2)仮想通貨・暗号資産
(3)東京地裁平成27年8月5日判決
(4)所有権によらない解決
◆6 所有権の抽象性と具体性
(1)不動産の流動化
(2)ハウイ事件
(3)客体の個性の喪失
(4)シェアリングエコノミー
(5)愛好利益
◆7 “Own or Owned”:むすびをかねて
(1)「支配」しているのか?
(2)本日のレクチャーの目的は何だったのか?
◆8 質疑応答 |
著者略歴(道垣内 弘人) |
専修大学大学院法務研究科教授 |