『法律婚って変じゃない? ~結婚の法と哲学 ~ 』の詳細情報

法律婚って変じゃない?
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タイトル 法律婚って変じゃない?
サブタイトル 結婚の法と哲学
著者 [著者区分]■山田 八千子 [著・文・その他]
■安念 潤司 [著・文・その他]
■大島 梨沙 [著・文・その他]
■若松 良樹 [著・文・その他]
■田村 哲樹 [著・文・その他]
■池田 弘乃 [著・文・その他]
■堀江 有里 [著・文・その他]
出版社 信山社出版 レーベル 法と哲学新書
本体価格
(予定)
1480円 シリーズ
ページ数 324p Cコード 3232
発売予定日 2024-07-17 ジャンル 専門/新書/法律
ISBN 9784797283440 判型 新書(B40)
内容紹介
◆【好評【法と哲学新書】第4弾!】多様な視点から「結婚を哲学する」◆
「結婚の自由」って法律婚を廃止すること? 結婚の契約化と家族法の再編はどう展開するのか。同性婚・嫡出推定・ケア・契約・親密圏等、それぞれの専門分野での多角的・多様な視点から「結婚を哲学する」。第1部(安念、大島、山田、若松)、第2部(田村、池田、堀江)。「知の糧」への企て(法と哲学新書)第4弾。
目次
『法律婚って変じゃない?ー結婚の法と哲学』(法と哲学新書)

  山田八千子(中央大学大学院法務研究科教授) 編著


【目 次】

・はしがき

■第一部 「法制度」から結婚を考える

◆1 暇人の暇な問い―法律婚や嫡出推定って、変じゃね?〔安念潤司〕

 Ⅰ 法律婚って、変じゃね?
 Ⅱ 嫡出推定って、変じゃね?
 Ⅲ 結論―法律婚や嫡出推定って、変じゃね?

◆2 民法から婚姻を削除するとどうなるか―民法における婚姻の機能とその代替可能性〔大島梨沙〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 現行法の他の制度によって一定の代替が可能だと思われるもの
 Ⅲ 何らかの新たな立法が必要ではないかと思われるもの
 Ⅳ おわりに―その先の可能性

◆3 〈婚姻の契約法化〉を契約法から考える―契約・結婚・親密圏〔山田八千子〕

 Ⅰ 序 論
 Ⅱ 法律婚への懐疑と反婚・最小婚
 Ⅲ 〈婚姻の契約法化〉への契約法理からの異議申立て
 Ⅳ 契約関係と親密圏との距離
 Ⅴ 結 語

◆4 ロールズにおける家族法と契約法〔若松良樹〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ ロールズと家族法
 Ⅲ ロールズと契約法
 Ⅳ 背景的正義
 Ⅴ おわりに

■第二部 多様な結婚を「哲学」する

◆5 熟議的な結婚〔田村哲樹〕

 はじめに
 Ⅰ 基本的な考え方
 Ⅱ それは何ではないのか?
 Ⅲ 予想される批判への応答
 おわりに

◆6 「結婚でないもの」とは何か〔池田弘乃〕

 Ⅰ 結婚の本義を説かず
 Ⅱ あれも結婚、これも結婚
 Ⅲ 結婚から離れて

◆7 家族主義の再生産と宗教の協働―クィア神学から「結婚」を考える〔堀江有里〕

 Ⅰ 表出する同性愛嫌悪、イデオロギーとしての家族主義
 Ⅱ 宗教右派と「家族」
 Ⅲ 家族主義を結集軸とする宗教協働
 Ⅳ 制度的「結婚」の問題―天皇制国家と戸籍制度
 Ⅴ さいごに―家族制度を解体せよ!
著者略歴(山田 八千子)
中央大学大学院法務研究科教授・弁護士(武谷直人法律事務所)
著者略歴(安念 潤司)
中央大学法務研究科教授
著者略歴(大島 梨沙)
青山学院大学法学部教授
著者略歴(若松 良樹)
学習院大学法務研究科教授
著者略歴(田村 哲樹)
名古屋大学大学院法学研究科教授
著者略歴(池田 弘乃)
山形大学人文社会科学部教授
著者略歴(堀江 有里)
公益財団法人世界人権問題研究センター専任研究員
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