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タイトル |
【新装版】中国最凶の呪い蠱毒 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 村上 文崇 [著・文・その他]
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出版社 |
彩図社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2200円 |
シリーズ |
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ページ数 |
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Cコード |
0039 |
発売予定日 |
2024-08-27 |
ジャンル |
一般/単行本/民族・風習 |
ISBN |
9784801307391 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
呪殺。それは人を呪い殺す呪術の奥義である。そして、蠱毒は人の命を奪う呪術、呪殺の手段の中で、最凶の邪法として畏怖されているのだ。
蠱が恐れられているのは単に人の命を奪うからではない。蠱は人を病の苦しみに沈めるのだ。蠱の呪力に憑かれた人は、何か月も、何年も、病の苦しみに苛まれ、絶望の果てに命を落とすのである。
毒針、粘液、強靭な牙、獰猛な食欲を持つおびただしい数の毒虫、爬虫類、小動物を狭い容器に閉じ込め、互いに殺し合い、食い合いをさせる。やがて一匹だけが生き残る。それが蠱だ。
もちろん、このイメージは誤りではない。しかし、蠱を作ることは蠱術の一部であって、全体ではない。蠱はどのような姿をしているのか、蠱をどのように利用するのか。それだけでも、大きな謎である。
しかし、それだけではない。中国史に詳しい人なら、隋代の中国社会を騒がせた猫鬼をご存知だろう。
猫は死ぬと鬼になる。その鬼が猫鬼である。蠱師に操られる猫鬼は猫蠱とも呼ばれる。蠱師が操るのは虫から作られる蠱だけではない。毒虫に殺し合いをさせることは、蠱術の必須の要素ではないのである。
古代から現代まで脈々と受け継がれて来た蠱術の謎に肉薄し、知られざる蠱術の謎を白日の下に晒す。それが本書の目的である。
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目次 |
[目次]
第一章 古文書の中の蠱
第二章 現代中国の蠱術
第三章 造蠱の方法
第四章 蠱の不気味な多様性
第五章 蠱毒からの逃避
第六章 日本の蠱術 |
著者略歴(村上 文崇) |
1970年生まれ。東京大学文学部卒。上海中医薬大学卒。
中国の医師免許取得後、上海の総合病院で診療に従事。
現在は帰国し、漢方、薬膳を研究する養生医学研究協会を主宰。漢方、薬膳、中国の現代文化などに関するコンサルティングを行うTCMediCo代表。
著書に、『読む漢方薬 ストレスに負けない心になる「人生の処方箋」』(双葉社)『知識ゼロからの薬膳入門──身近な食材で今日からできる「正しい薬膳」の基本』(自由国民社)などがある。
また中国の現代文化、伝統医学について、ウェブサイトでも情報を発信している。
中国医学をテーマにした漫談を披露する漢方漫談家の顔をもつ。 |