『遺言怪談 形見分け』の詳細情報

遺言怪談 形見分け
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タイトル 遺言怪談 形見分け
サブタイトル
著者 [著者区分]■西浦和也 [著・文・その他]
■加藤一 [著・文・その他]
出版社 竹書房 レーベル
本体価格
(予定)
780円 シリーズ 竹書房怪談文庫
ページ数 256p Cコード 0193
発売予定日 2024-10-29 ジャンル 一般/文庫/日本文学、小説・物語
ISBN 9784801941892 判型 文庫(A6)
内容紹介
「これを書かずに死ねるかッ」

死線を彷徨い、地獄の淵より戻ってきた怪談蒐集家・西浦和也が、
これだけは遺しておかねばと語る怪談を盟友・加藤一が書き留めた怪事録。

古戦場のあった村で、匿っていた大将首を敵方に差し出した血族の末裔を襲う「黒土と白子」の呪い…「アウグスティヌスの祟り」
宅配員が訪れた五寸釘で釘打ちされた開かずの部屋。中には気配が…「誤配の部屋」
深夜のコンビニにやってきた奇妙な客。バックヤードのカメラには老婆と小学生が映っているが…「どっちが見えてんのよ!」
上階のベランダから垂れ下がる女の片手。手はやがて両腕、頭、全身と姿を現して…「女と犬」
北海道の自衛隊駐屯地の敷地内にあるブルーシートで隠された鎮魂碑。その不気味な曰くとは…「黒い屋根とブルーシート」
滋賀のライブハウスのエアコンダクトの中に棲む女の霊。目撃できたバンドはデビューできるというジンクスが…「耳の肥えたファン」
駐屯地内の巡回で姿を消した自衛官。見つかった曰くつきの倉庫で何が…「脱柵」
四国の集落に出る死人の群れ。身代わりの贄を求める死人に魅入られた少女を救う道は…「一年と七人」
宅配怪談から自衛隊怪談、そして村の怖い話27話の闇をお裾分け。
 
目次
著者略歴(西浦和也)
西浦和也 Nishiurawa
不思議&怪談蒐集家。心霊番組「北野誠のおまえら行くな。」や怪談トークライブ、ゲーム、DVD等の企画も手掛ける。イラストレーターとしても活躍。単著に「現代百物語」シリーズ、『西浦和也選集 獄ノ墓』『西浦和也選集 迎賓館』『サワリの森』『帝都怪談』『実録怪異録 死に姓の陸』、共著に『予言怪談』『学校の怖い話』『実話怪談 恐の家族』『出雲怪談』『現代怪談 地獄めぐり』など。YouTubeチャンネル「西浦和也の怖イ話」(@nishiurawa1999)にて怪談語り、対談を精力的に発信中。
著者略歴(加藤一)
加藤一 Hajime Kato
1991年刊行の『「超」怖い話』(勁文社版シリーズ第1巻)に最古参共著者として参加し、怪談著者デビュー。以後の33年を怪談とともに歩む。『「超」怖い話』四代目編著者、監修者。著、共著、編・監修した怪談本は200冊を超えた後、数えていない。主な近著に『「弔」怖い話 黄泉ノ家』、編著近作に『恐怖箱 禍言百物語』など。
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