『「超」怖い話 巳』の詳細情報

「超」怖い話 巳
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タイトル 「超」怖い話 巳
サブタイトル
著者 [著者区分]■加藤一 編著 [編集]
■久田樹生 [著・文・その他]
■渡部正和 [著・文・その他]
■深澤 夜 [著・文・その他]
■いななほ [著・文・その他]
■小田付ハツゐ [著・文・その他]
■加藤一 [編集]
出版社 竹書房 レーベル
本体価格
(予定)
840円 シリーズ 竹書房怪談文庫
ページ数 288p Cコード 0193
発売予定日 2025-01-29 ジャンル 一般/文庫/日本文学、小説・物語
ISBN 9784801943063 判型 文庫(A6)
内容紹介
2014年【午】から始まった「超」怖い話・干支シリーズがついに【巳】にて完結! 執筆陣4人が最高の恐怖と不思議を持ち寄る怪の集大成!

市井の怪談を聞き集めて12年。
「超」怖い話 干支シリーズ完結!

「あのダム、疑似餌で人を釣るんだ」
釣り人が転落死するダムに浮かぶのはウキのような人魂で…
――「疑似餌」より


入居すると双子を孕む部屋
蛇が因縁の鍵となる忌み家
…ほか怖気だつ現代怪奇録!

東に祟られた人がいれば駆けつけ、西に呪われた人がいれば行って話を聞き、
南に取り憑かれた人がいれば心の丈を吐き出してもらい、北に力尽きた人の遺したものがあればそれをできるだけ具に拾い集めていく(巻頭言)
――本書はそうして世に生まれた聞き書き怪談録である。
ある人が臨死体験で見た世界…「問い」、古民家の庭に放置された空の檻から聞こえる唸り声…「売り物件」
母を襲う蛇を必死で殺す夢の意味…「蛇」
廃屋の撮影中に鳴る笛の音と押入れから出たリコーダー…「魔境の笛」
転居先で出会った少年に連れられて行った長屋で見た四人の不気味な母…「母ちゃん」
旅館に掛けられた動く少女絵…「日の丸構図」
他、生々しい恐怖が息づく46の怪!

午年から始まった「超」怖い話 干支シリーズが1周回り、巳年にて完結。
しかしウロボロスの蛇の如く、本書は終わりであり始まりである。
25歳以下の怪談作家を募集する大会「超-1/U-25」より見出された若い血が二人、本書にそそがれた。
ひとつの終焉とともに新時代の到来をここに宣言したい。
目次
著者略歴(加藤一 編著)
加藤一(かとう・はじめ)
1967年静岡県生まれ。老舗実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者。近著に『「弔」怖い話 黄泉の家』、主な既著に『「弩」怖い話ベストセレクション 薄葬』、「超」怖い話、「弔」怖い話、「忌」怖い話、「極」怖い話の各シリーズなど。
著者略歴(久田樹生)
久田樹生(ひさだ・たつき)
1972年生まれ。九州南部を拠点に、実話怪談の執筆、実録怪異ルポ、ホラー映画のノベライズ等にて活動。代表作に『宮崎怪談』『熊本怪談』『忌怪島〈小説版〉』『犬鳴村〈小説版〉』ほか東映「村」シリーズなど。
著者略歴(渡部正和)
渡部正和(わたなべ・まさかず)
山形県出身、O型。2010年より冬の「超」怖い話に参加。2013年、『「超」怖い話 鬼市』にて単著デビュー。主な著作に『鬼訊怪談』『「超」怖い話 鬼窟』『「超」怖い話 隠鬼』など。
深澤夜 (ふかさわ・よる)
1979年栃木県生まれ。2014年より冬の「超」怖い話に参加。2017年『「超」怖い話 丁』より夏も兼任。近著は『「超」怖い話×中山市朗』(中山市朗、深澤夜、松村進吉/共著)、編著に『栃木怪談』(松本エムザ、橘百花/共著)など。
著者略歴(加藤一)
加藤一(かとう・はじめ)
1967年静岡県生まれ。老舗実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者。近著に『「弔」怖い話 黄泉の家』、主な既著に『「弩」怖い話ベストセレクション 薄葬』、「超」怖い話、「弔」怖い話、「忌」怖い話、「極」怖い話の各シリーズなど。
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