『建築講話 Ⅱ』の詳細情報

建築講話 Ⅱ
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 建築講話 Ⅱ
サブタイトル
著者 [著者区分]■ヴィオレ・ル・デュック [著・文・その他]
■飯田 喜四郎 [翻訳]
■黒岩 俊介 [翻訳]
出版社 中央公論美術出版 レーベル
本体価格
(予定)
35000円 シリーズ
ページ数 360p Cコード 3052
発売予定日 2024-06-07 ジャンル 専門/単行本/建築
ISBN 9784805508572 判型 B5変形
内容紹介
19世紀フランスにおけるアルベルティ以来最大の建築理論家ヴィオレ=ル=デュック。ゴシック建築の碩学、修復家であり近代建築の基盤に深甚な影響を与え続けた大理論家の、美術学校の教程として編纂された全20講のうち、後半の第11講から最終講までに注釈を付して訳出。著者の建築史観および建築哲学が最も精細に論述されている主著が、第Ⅰ巻から40年の時を経て遂に完結。
目次
[目次]
第11講
 建物の構造 石造
第12講
 建物の構造 石造(承前)
第13講
 建物の建設 工事現場の組織,建設工事の現状,現代が提供している手段の使用
第14講
 建築教育
第15講
 建物内外の装飾に関する一般的考察
第16講
 記念建造物彫像
第17講
 民間建築
第18講
 民間建築(承前)
第19講
 個人建築,田舎家
第20講
 ヨーロッパにおける建築の現状,フランスで建築家が置かれている状況,設計競技,入札方式,会計と現場監理
結 論
訳註原註
訳者あとがき
著者略歴(飯田 喜四郎)
飯田喜四郎(いいだ きしろう)
1924年東京都生れ。1949年東京大学卒業。宮内庁(1957~63),名古屋大学(1963~88),愛知工業大学(1988~97),神宮司庁(1992~97)を経て博物館明治村館長(1997~2010),愛知工業大学客員教授,名古屋大学名誉教授。工学博士。専攻は西洋建築史。
著書・訳書に『世界美術大全集第9巻 ゴシック1』(共著),1995年,小学館。『ゴシック建築のリブ・ヴォールト』(単著),1989年,中央公論美術出版。『ゴシック建築大成』パウル・フランクル著・P. クロスリー校訂(共訳),2011年,中央公論美術出版。『建築講話 Ⅰ』ヴィオレ=ル=デュック著(単訳),1986年,中央公論美術出版。『カテドラル』D. マッコーレイ著(単訳),1979年,岩波書店。『カテドラルを建てた人びと』J. ジャンペル著(単訳),1969年,鹿島出版会。
著者略歴(黒岩 俊介)
黒岩俊介(くろいわ しゅんすけ)
1952年福岡市生れ。フランス留学(1971~74)の後,九州大学在籍(1980〜90)。西南女学院短期大学(1991〜99)を経て,広島工業大学(1999〜2011)。工学博士。専攻は建築論。
著書に『聖堂の現象学―プルーストの「失われた時を求めて」にみる―』,2006年,中央公論美術出版。訳書にハンス・ゼーデルマイヤ『大聖堂の生成』(共訳),1995年,中央公論美術出版。ルイ・グロデッキ『ゴシック建築』(共訳),1996年,本の友社。レモン・ベルナール『プロテスタントの宗教建築』(単訳),2003年,教文館。パウル・フランクル『ゴシック建築論大成―八世紀にわたる文献資料と解釈』(単訳),2013年,中央公論美術出版。現在,ヴィオレ=ル=デュック『フランス中世建築事典』の訳書をKindleから出版中。
他の書籍を検索する