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タイトル |
ヤン・ファン・エイク史料集成 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■幸福輝 [編集] ■今井澄子 [編集] ■杉山美耶子 [編集]
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出版社 |
中央公論美術出版 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
18000円 |
シリーズ |
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ページ数 |
530p
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Cコード |
3071 |
発売予定日 |
2024-12-27 |
ジャンル |
専門/単行本/絵画・彫刻 |
ISBN |
9784805509845 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
西洋絵画史上、油彩画の発展に決定的な役割を果たした15世紀フランドル絵画の巨匠ヤン・ファン・エイクに関して、同時代のみならず、後世の重要な史料で言及される箇所を集成・編集した翻訳書。それぞれの史料についての解説を付す。同時代・後世でのフランドル絵画についての知見はもとより、油彩画の歴史をふまえる上で必携の資料本。
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目次 |
はじめに 史料篇 第一部 ヤン・ファン・エイクの生涯に関する史料 「ヤン・ファン・エイクの生涯に関する史料」収録史料一覧 第二部 ヤン・ファン・エイクの作品に関する史料 A. ヤン・ファン・エイク作品 B. ヤン・ファン・エイク帰属作品 C. 史 料の記述からヤン・ファン・エイクによって制作されたと考えられる作品 D. ヤン・ファン・エイク関連作品 「ヤン・ファン・エイクの作品に関する史料」収録作品一覧 第三部 ヤン・ファン・エイクの歴史に関する史料 歿後のヤン・ファン・エイク小史 「ヤン・ファン・エイクの歴史に関する史料」収録史料一覧 研究篇 ヤン・ファン・エイクとブルゴーニュ宮廷の「部屋付侍従にして画家」たち 今井澄子 「フランドルの三大都市は彼の芸術で飾られている」(マルクス・ファン・ファールネウェイク)―史料が語る画家像と作品― 杉山美耶子 カーレル・ファン・マンデルと「油彩画の創始者ヤン・ファン・エイク」幸福輝 図版出典 謝辞 あとがき |
著者略歴(幸福輝) |
1951年生。東京藝術大学、東京大学、ルーヴェン・カトリック大学で美術史を専攻。国立西洋美術館でオランダ・フランドル美術を中心に数多くの展覧会を企画。『ピーテル・ブリューゲル—ロマニズムとの共生』(ありな書房、2005年)、『レンブラント—光の探求/闇の誘惑』(国立西洋美術館、2011年)、『国立西洋美術館—オランダ絵画・フランドル絵画カタログ』(国立西洋美術館、2018年)、『17世紀オランダ美術と〈アジア〉』(中央公論美術出版、2018年)など著書多数。 |
著者略歴(今井澄子) |
1975年生。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程満期修了。博士(美学)。現在、大阪大谷大学教授。単著に『聖母子への祈り—初期フランドル絵画の祈禱者像』(国書刊行会、2015年)、監修・編著に『天国と地獄、あるいは至福と奈落—ネーデルラント美術の光と闇』(ありな書房、2021年)、『ネーデルラント美術の宇宙—ネーデルラントから地中海世界、パリ、そして神聖ローマ帝国へ』(ありな書房、2020年)、『ネーデルラント美術の精華—ロヒール・ファン・デル・ウェイデンからペーテル・パウル・ルーベンスへ』(ありな書房、2019年)、共編著に『移ろう形象と越境する芸術』(八坂書房、2019年)など。 |
著者略歴(杉山美耶子) |
1987年生。Ph.D.in Art Science(ヘント大学)。名古屋大学文学部・大学院人文学研究科、人文学専攻、准教授。主著として、Images and Indulgences in Early Netherlandish Painting, Turnhout 2021(単著); 『天国と地獄、あるいは至福と奈落—ネーデルラント美術の光と闇』(ありな書房、2021年[共著])。 |