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タイトル |
ピカソの「古典」時代 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 塚田美香子 [著・文・その他]
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出版社 |
中央公論美術出版 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
15000円 |
シリーズ |
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ページ数 |
300p
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Cコード |
3071 |
発売予定日 |
2024-12-02 |
ジャンル |
専門/単行本/絵画・彫刻 |
ISBN |
9784805509906 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
パブロ・ルイス・ピカソ(1881-1973)の創作スタイルは、彼の死後、半世紀を経た今もなお、影響を与え続けている。本書はピカソのある10年間の制作姿勢に着目し、ピカソが古典古代の美術作品を自らの作品に如何に取り入れたのかを解き明かし、ピカソが古典へと立ち戻った意図を問う。
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目次 |
序章 第Ⅰ章 ピカソの肖像画と水浴図におけるアングルの影響 —一九二〇年前後の作品を中心に 第Ⅱ章 ピカソと地中海文明—古典的表現とキュビスム技法に見る古代ギリシアの陶器画の影響 第Ⅲ章 ピカソの「第二期古典時代」の母子作品をめぐって—イタリア・ルネサンスの聖母子との関連 第Ⅳ章 ピカソの一九二〇年代初期作品に見るメランコリー—身振りと意味をめぐる問題 第Ⅴ章 絵画空間におけるピカソのデフォルメと誇張表現—マニエリスム絵画からの超越 補論 ピカソの最初の「古典時代」(一九〇五年中頃〜一九〇六年中頃)の考察—「バラ色の時代」における古典的表現の探求と展開 |
著者略歴(塚田美香子) |
博士(文学・成城大学大学院)。石橋財団ブリヂストン美術館(現アーティゾン美術館)学芸部等を経て、実践女子大学及び実践女子大学短期大学部非常勤講師。現在、成城大学文芸学部非常勤講師。主な展覧会に「モンティセリ」展(1995年)、「絵の中のふたり—シャガールから靉嘔まで」展(2005年)、共著に『読むブリヂストン美術館』(石橋財団ブリヂストン美術館、2001年)、『ピカソと人類の美術』(三元社、2020年)等。公益財団法人鹿島美術財団による第25回鹿島美術財団 財団賞受賞(2018年)。 |