『黒船来航絵巻 ≪金海奇観≫と幕末日本』の詳細情報

黒船来航絵巻 ≪金海奇観≫と幕末日本
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タイトル 黒船来航絵巻 ≪金海奇観≫と幕末日本
サブタイトル
著者 [著者区分]岩下哲典 [著・文・その他]
出版社 中央公論美術出版 レーベル 芸術選書
本体価格
(予定)
2800円 シリーズ
ページ数 180p Cコード 1021
発売予定日 2024-12-02 ジャンル 教養/単行本/日本歴史
ISBN 9784805515051 判型 46
内容紹介
嘉永7年(1854)2度目のペリー来航の諸相を細かく画像で残した絵巻《金海奇観》(早稲田大学図書館蔵)は、仙台藩の儒学者・砲術家で、当代一流の漢詩人大槻磐渓の、異国への思いを端的に見ることができる貴重な画像史料である。
黒船来航170周年を機に、この作品を軸として19世紀の日本と国際関係を解き明かす。
目次
プロローグ

第一幕 《金海奇観》にかかわった人やその写本など
第二幕 大槻磐渓《金海奇観》を読む
第三幕 「ペリー来航予告情報」と大槻磐渓
第四幕 一九世紀の日本と国際関係―ペリー来航前後の世界―

エピローグ
あとがき
主要参考文献一覧
人名索引
著者略歴(岩下哲典)
1962年、長野県「信州たのめの里」生まれ、青山学院大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得、博士(歴史学)。
財団法人徳川黎明会総務部学芸員、(古河市)鷹見家資料学術調査団調査編集員、国立歴史民俗博物館客員助教授、津山洋学資料館展示構想策定委員、浦安市文化財審議会副委員長、明海大学教授などを経て、現在、東洋大学人間科学総合研究所長、文学部史学科・大学院文学研究科史学専攻教授。
主な著作に『山岡鉄舟・高橋泥舟』(ミネルヴァ書房・2023年)、『信州から考える世界史』(えにし書房・2023年 共編)、『「文明開化』と江戸の残像』(ミネルヴァ書房・2022年 編著)、『見る・知る・考える 明治日本の産業革命遺産』(勉誠出版・2022年 共編)、『江戸無血開城の史料学』(吉川弘文館・2022年 編著)、『ロシア海軍少尉 ムールの苦悩《ゴローウニン事件》』(右文書院・2021年 共著)、『東アジアの弾圧・抑圧を考える』(春風社・2020年 共著)など多数。
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