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タイトル |
職業教育とジェンダーの比較社会史 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 北村陽子 [編集]
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出版社 |
昭和堂 |
レーベル |
叢書・比較教育社会史 |
本体価格 (予定) |
4200円 |
シリーズ |
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ページ数 |
272p
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Cコード |
3020 |
発売予定日 |
2024-12-20 |
ジャンル |
専門/単行本/歴史総記 |
ISBN |
9784812224014 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
近現代のヨーロッパと日本において、職業教育はどのように発展したのか。学校教育・職業教育の機会が限られていた女性たちと、中途で就労困難となってしまった戦争障害者の男性たちに着目しながら、福祉と教育の視点から分析する。好評の〈叢書・比較教育社会史〉シリーズ第十巻。
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目次 |
『叢書・比較教育社会史』の再始動にあたって
序 章 ジェンダーの視点からみた職業教育の比較社会史(北村陽子)
■第Ⅰ部 女性のライフステージと職業教育 第1章 家庭だけでなく職業も ――帝政末期ロシアの女子中等教育機関卒業生の進路と男性知識人 (畠山禎) 第2章 男性教師の職業的自覚の形成と女性教師の困難 ――明治前・中期の学問の「主体」、教育の「対象」としての女性 (加島大輔) 第3章 女性社会福祉職の養成と就労 ――前世紀転換期ドイツの「ベルリン女子社会事業学校」(杉原薫) 第4章 優生学と慈善の狭間で ――二〇世紀転換期イングランドの「精神薄弱の女性・女子」用ホーム (大谷誠) 第5章 女性教員のキャリア・パス ――近代メキシコの女子職業教育とキャリア形成(松久玲子)
■第Ⅱ部 戦争障害者の職業教育 第6章 「名誉の負傷者」の社会復帰 ――日露戦争後の癈兵・傷痍軍人の保護政策(松田英里) |
著者略歴(北村陽子) |
所属:東京大学大学院人文社会系研究科准教授。主な業績:『戦争障害者の社会史――20世紀ドイツの経験と福祉国家』(単著、名古屋大学出版会、2021年)。『核と放射線の現代史――開発・被ばく・抵抗』(共著、昭和堂、2021年)。「戦争障害者の社会復帰と男性性――第一次世界大戦期のドイツを例に」(『ジェンダー研究』第25号、2023年)。 |