『SOSを見逃さず、支援につなげる! 子どもを守るセーフティネット』の詳細情報
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タイトル |
SOSを見逃さず、支援につなげる! 子どもを守るセーフティネット |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■櫻井 和典 [監修] ■廣瀬 貴樹 [監修]
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出版社 |
ナツメ社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1600円 |
シリーズ |
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ページ数 |
256p
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Cコード |
0036 |
発売予定日 |
2024-06-18 |
ジャンル |
一般/単行本/社会 |
ISBN |
9784816375804 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
■子どもを取り巻く状況の深刻化 家族、地域、社会が急速に変貌するなか、子どもに影響が及ぶ問題も複雑化しています。子どもの未来が絶たれる事件が報じられるたびに、「もっと何かできなかったのか」「自分にすべきことがあったのではないか」と心を痛める方が多いでしょう。本書は、そうした思いをお持ちの方にぜひ読んでいただきたい一冊です。 いじめ、不登校、ひきこもり、心の病などの課題に加え、SNSを使ったネットいじめや市販薬のオーバードーズが急増するなど、取り組むべき問題は大きく変化しています。貧困、児童虐待、ヤングケアラーなど、家族全体を支援につなげる必要のあるケースも多く、状況は深刻化しています。
■どのように子どもを支援すればいいのか 経済発展を遂げ、恵まれているはずの日本において、子ども食堂やフードバンクが急速に広まったことは、過酷な状況にある家庭が多いことを物語っています。子どもが十分に食事をとれず、身の回りの世話も行き届いていない場合、その家庭の状況に即した支援が求められます。利用できる制度、経済的支援などは個々で異なるため、生計が立てられるように支援メニューを組み合わせる必要があります。支援の手を差し伸べる際には、そうした選択肢について幅広い知識を得ておくことが重要です。
■周囲の大人はどうすれば子どもを救えるのか? 具体的な支援につなげるためには? 「苦しむ子どもたちを救いたい」「子どもたちの将来を拓く手助けがしたい」といった高い志が折れないよう、支援者を支援する重要性が認識されつつあります。支援者が一人で子どもの痛みや苦しみを抱え込まないようにしなければなりません。児童相談所、学校、保育園、幼稚園、こども園、行政機関、福祉関係者などの方々は、職場の同僚や上司、そして関係する機関の方々と連携し、地域の方々ともつながったネットワークを形成していくことが大切です。 本書は、困りごとや課題を抱えた子どもたちに広く見られるサインから、対処が必要な問題を把握し、支援につなげられるように構成しています。同じように、外部から垣間見える家庭の状況から問題に気づき、子どもだけでなく家族全体をサポートできるように独立した章を設けました。
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目次 |
1章 すべての子どもの健やかな成長のために 2章 子どもからのサインを支援につなげる Issue 1 発達障害 Issue 2 児童虐待・貧困 Issue 3 海外ルーツの学習支援 Issue 4 ヤングケアラー Issue 5 心の病気・不調 Issue 6 いじめ、不登校、ひきこもり Issue 7 妊娠、性暴力被害 3章 家庭の困りごとを確実にキャッチする Issue 1 経済的困窮・貧困家庭 Issue 2 ひとり親家庭 Issue 3 孤立傾向の母親 Issue 4 成人家族の病気・障害 Issue 5 兄弟姉妹の病気・障害 Issue 6 親への就労支援 Issue 7 DV被害 Issue 8 住まいの問題 Issue 9 子育てが困難 Issue 10 養護施設の入所・退所後 Issue 11 外国籍・無戸籍 4章 支援で壁にぶつかったときには |
著者略歴(櫻井 和典) |
櫻井 和典(サクライ カズノリ) 社会福祉法人和枝福祉会理事長。社会福祉法人ル・プリ理事。障碍者施設、高齢者保護、保育園、児童施設の施設長を歴任後、法人理事長に就任し、現在に至る。 |
著者略歴(廣瀬 貴樹) |
廣瀬 貴樹(ヒロセ タカキ) 一般社団法人かけはし代表理事。元横浜市立小学校教員。生きづらさを抱えている子どもたちに寄り添いたいと14年間の教員生活を経て、子どもの居場所「かけはし」を開設。 |