『教科を越えた「書くこと」の指導 ~事実を伝え、意見を述べる力を育む ~ 』の詳細情報

教科を越えた「書くこと」の指導
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タイトル 教科を越えた「書くこと」の指導
サブタイトル 事実を伝え、意見を述べる力を育む
著者 [著者区分]■島田 康行 [編集]
■渡辺 哲司 [編集]
出版社 ひつじ書房 レーベル
本体価格
(予定)
2400円 シリーズ
ページ数 252p Cコード 1037
発売予定日 2024-08-19 ジャンル 教養/単行本/教育
ISBN 9784823412387 判型 A5
内容紹介
教科を越えて「書くこと」の指導に挑む教師たちによる実践集。国語で、理科で、農業科で、教師たちが「自ら進んで」取り組む実践は、ときに縦横に伝播する。「事実を伝え、意見を述べる」言葉の技は、全教科の学習の支えとなり、世間を生きる力となる。だからこそ、今すべての教師がその指導に取り組んでほしい。それは誰にでも可能なのだから。
目次
序章 本書のなりたち

第1部 国語教師による取り組み

第1章 「書き手を育てる」ということ(1)
澤田英輔

[解説]澤田英輔氏の報告を読んで

第2章 「書き手を育てる」ということ(2)
渡邉久暢

[解説]渡邉久暢氏の報告を読んで

第3章 「伝えたいこと」を生み出す仕掛け
杉本紀子

[解説]杉本紀子氏の報告を読んで

第4章 「書かせない」工夫による省力化
大内康宏

[解説]大内康宏氏の報告を読んで

第5章 「日常の営み」に凝らす「ひと工夫」
駒形一路

[解説]駒形一路氏の報告を読んで

第2部 他教科の教師による取り組み

第6章 「実験シート」と学習意欲を高める「ルーブリック」を活用した「書く」中学理科
羽田徳士

第7章 「実験シート」と「ルーブリック」を活用した授業創りを教師仲間と探りながら
高城英子

[対談]理科教育と書くこと

第8章 「書かせる指導」で心幹(しんかん)を育む
宮田晃宏

第9章 「心幹」を育む「書かせる指導」がどのように生徒に影響するのか
—「書かせる指導」を受けた一生徒として
田中江利子

[対談]「書かせる指導」を掘り下げる

第10章 校長として取り組む「書くこと」の指導
—今日の生徒と教師のために
宮原清

[解説]実践の伝播

第3部 さらなる取り組みへの手がかり

第11章 事実を伝え、意見を述べる
渡辺哲司

第12章 他教科で学び、世間で生かす言葉の技
渡辺哲司

第13章 引用して批判する
島田康行

第14章 「考える自由」がなければ書けない
—不登校を生み出す学校文化と「書くのが苦手」
宮原清


あとがき
執筆者紹介
著者略歴(島田 康行)
島田康行(しまだ やすゆき)
筑波大学人文社会系教授。主な著書に『「書ける」大学生に育てる』(大修館書店、2012)、『ライティングの高大接続』(ひつじ書房、渡辺哲司と共著、2017)など。
著者略歴(渡辺 哲司)
渡辺哲司(わたなべ てつじ)
文部科学省初等中等教育局教科書調査官(体育)。主な著書に『「書くのが苦手」をみきわめる』(学術出版会、2010)、『大学への文章学』(学術出版会、2013など。
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