『大学で「英語」(ことば)と向き合う ~色とりどりの英語の世界 ~ 』の詳細情報

大学で「英語」(ことば)と向き合う
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タイトル 大学で「英語」(ことば)と向き合う
サブタイトル 色とりどりの英語の世界
著者 [著者区分]■戸出 朋子 [編集]
■西光 希翔 [編集]
■石田 崇 [編集]
出版社 ひつじ書房 レーベル
本体価格
(予定)
2200円 シリーズ
ページ数 208p Cコード 1082
発売予定日 2024-05-09 ジャンル 教養/単行本/英米語
ISBN 9784823412417 判型 A5
内容紹介
大学で英語を学ぶことの価値が、一般には、技能習得のみの限られた範囲で捉えられる傾向があり、英語関連学問領域が見えにくくなっている。本書では、文学・英語学・応用言語学という異なる領域の研究者たちが、自らの領域の魅力を若者を中心とする一般読者に分かりやすく語る。異質で多様なものが創り出す万華鏡のような英語の世界が描かれる。

執筆者:戸出朋子、西光希翔、石田崇、水野和穂、佐川昭子、Jim Ronald、大澤真也、塩田弘、阪上辰也、石塚浩之、Keith Barrs、石井善洋
目次
ようこそ、英語の世界へ

 Ⅰ どう英語とつきあうか

戸出朋子・Jim Ronald・西光希翔・石田崇

コラム1 英語の辞書について 塩田弘


 Ⅱ 学問の世界へ、ようこそ
 
第1章 英語の冒険―Developments of Englishes 水野和穂
第2章 今に生きるシェイクスピア―文学を学ぶことの意味 佐川昭子
第3章 複合的言語能力を育てる 戸出朋子

コラム2 英米文学のリソース 塩田弘


 Ⅲ 英語(ことば)を学ぶと見えてくる世界
 
第4章 Pragmatics: Language that Includes Contexts, People, and Relationships Jim Ronald
第5章 これからの時代に必要な英文法知識 大澤真也
第6章 世界を人間の目だけで見ない方法―H. D. ソロー『ウォールデン』の生き物たち 塩田弘

コラム3 コーパスを使いこなす 大澤真也


 Ⅳ 英語(ことば)を通して深める世界
 
第7章 英語関係節はなぜ難しいか?―研究のススメ 阪上辰也
第8章 器から読む文学作品 西光希翔
第9章 英語の「形容詞+名詞」表現を研究する 石田崇

コラム4 AI 利用による主体的な英語学習(1) 阪上辰也


 Ⅴ 英語(ことば)を超えた先にある世界

第10章 「私はキツネです」をどう訳す? 石塚浩之
第11章 Learning from the Linguistic Landscape Keith Barrs
第12章 どうして文学? しかもサミュエル・ジョンソン? 石井善洋

コラム5  AI 利用による主体的な英語学習(2)―ChatGPT に英文添削をしてもらおう 阪上辰也


あとがき
執筆者紹介
著者略歴(戸出 朋子)
戸出朋子(とで ともこ)
広島修道大学人文学部教授
主な論文:“A Migrant’s chronotopic identities in playful talk in a classroom” (Applied Linguistics, 44 (4), 2023)、「用法基盤第二言語習得研究の多面性と展望」(Second Language, 21, 2022)
著者略歴(西光 希翔)
西光希翔(にしみつ きしょう)
広島修道大学人文学部准教授
主な論文:「『マーシィ』におけるトラウマの再構築―靴と人形をめぐって」(『英文学研究支部統合号』16、2024)、「追体験する主体―もう一人の娘から読むBeloved」(『中・四国アメリカ文学』57、2021)
著者略歴(石田 崇)
石田崇(いしだ たかし)
広島修道大学人文学部准教授
主な論文:「言語使用の三層モデルから考える虚構的インタラクション」(共著、『比較・対照言語研究の新たな展開―三層モデルによる広がりと深まり』開拓社、2022)、A Construction Grammar Approach to Noun Modification by Adjectives in English and Japanese (Doctoral dissertation, University of Tsukuba, 2021)
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