『引き算思考 ~「減らす」「削る」「やめる」がブレイクスルーを起こす ~ 』の詳細情報
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タイトル |
引き算思考 |
サブタイトル |
「減らす」「削る」「やめる」がブレイクスルーを起こす |
著者 [著者区分] | ■ライディ・クロッツ [著・文・その他] ■塩原通緒 [翻訳]
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出版社 |
白揚社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2200円 |
シリーズ |
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ページ数 |
328p
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Cコード |
0030 |
発売予定日 |
2024-08-19 |
ジャンル |
一般/単行本/社会科学総記 |
ISBN |
9784826902618 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
「問題解決の最良の方法は『引き算すること』だ」――バリー・シュワルツ(スワースモア大学名誉教授・『なぜ働くのか』著者)
何かを変えようとするとき、私たちは「足すこと」ばかり考えがちで、「引くこと」を思いつかない。 だが、現状を打破するときに役立つのは、じつは「引き算」なのだ。 実生活やビジネス、人間関係や社会の問題に直面したとき、「引き算」を活かして有益な効果を得るにはどうすればよいか? 科学や経済、歴史など、多様な分野のエビデンスと豊富な実例をあげながら、引き算思考がもたらす画期的な問題解決法を提唱する。
「成功と幸福を求める人間が犯してきた根本的な間違いを教えてくれる。われわれは仕事や義務や所有物を増やし続けてきたが、減らすことを見落としていたのだ」――アダム・グラント(ペンシルベニア大学教授・『THINK AGAIN』著者)
「私たちの生活から物事を削ぎ落としていけば、新たな境地に達することができる」――キャロル・S・ドゥエック(スタンフォード大学教授・『マインドセット』著者)
「本書を読むのに今ほどふさわしいときはない。現代ほど『引くこと』が必要とされている時期はないからだ」 ――エルケ・ウェーバー(プリンストン大学教授)
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目次 |
序章 別の変化のありかた
第1部 世界にあふれる足し算
第1章 引き算の見落とし――レゴから実験室へ、そしてさらにその先へ 第2章 足し算本能――「モア」の生物学的背景 第3章 神殿と都市――足し算が文明を生み、文明が足し算を呼ぶ 第4章 増やすが善――時間、お金、現代の足し算の福音
第2部 世界に広める引き算
第5章 気づいてもらえる「レス」――引き算を見つけて分かちあう 第6章 引き算の基準――「レス」を使って系を変える 第7章 「レス」が残せるもの――人新世での引き算とは 第8章 情報から知恵へ――引き算からの学び
まとめのようなもの |
著者略歴(ライディ・クロッツ) |
バージニア大学教授。工学部・建築学部で教鞭を執る。行動科学と工学を組み合わせた学際的なアプローチで持続可能なシステムを研究している。 全米科学財団のINSPIRE プログラムなどで1000 万ドル以上の資金を獲得するなど、その研究は高く評価されている。米国のエネルギー省、国土安全保障省、国立衛生研究所などに協力し、政策立案者のアドバイザーも務めるほか、サイエンス誌、ネイチャー誌などに論文を発表。 スタンフォード大学をはじめ多くの大学で講演し、ウォールストリート・ジャーナル紙、ハーバード・ビジネスレビュー誌など多くの紙誌に寄稿している。 |
著者略歴(塩原通緒) |
翻訳家。立教大学文学部英米文学科卒業。訳書にランドール『ワープする宇宙』( NHK出版)、ピンカー『暴力の人類史』(共訳、青土社)、スノーデン『疫病の世界史』(共訳、明石書店)、クリスチャンセン&チェイター『言語はこうして生まれる』(新潮社)、アセモグル&ジョンソン『技術革新と不平等の1000 年史』(共訳、早川書房)、コーサート『UFO vs. 調査報道ジャーナリスト』(作品社)ほか多数。 |