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タイトル |
馮道 |
サブタイトル |
乱世の宰相 |
著者 [著者区分] | 礪波 護 [著・文・その他]
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出版社 |
法藏館 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1200円 |
シリーズ |
法蔵館文庫 |
ページ数 |
320p
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Cコード |
0123 |
発売予定日 |
2024-06-07 |
ジャンル |
一般/文庫/伝記 |
ISBN |
9784831826671 |
判型 |
文庫(A6) |
内容紹介 |
五代十国時代、五王朝、十一人の皇帝に仕え、二十年余りも宰相をつとめた馮道。破廉恥・無節操と非難されたが、それは「事はまさに実を務むべし」「国に忠たり」を体現した生き方だった。その生の軌跡を鮮やかに描きあげる。
【目次】 はじめに 一 唐朝の崩壊 二 盧龍軍の劉守光 三 宦官の張承業 四 父の死 五 宰 相 六 後唐末帝への勧進 七 石敬? 八 耶律徳光 九 長楽老自叙 十 柴栄の登場と馮道の死 おわりに 馮道関係年表 中公文庫版のあとがき
補 編 『蔵書』──個性にみちた史論 馮道の写真 馮 道 邦に道なきとき 『世説新語』の周辺 黄巣と馮道
法蔵館文庫のためのあとがき 索 引
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目次 |
はじめに 一 唐朝の崩壊 馮道の誕生 安禄山の遺産 白楽天の塩商婦 茶の闇市 黄巣の反乱 二 盧龍軍の劉守光 吟治圃の詩 盧龍軍の伝統 劉仁恭と劉守光 馮道、幽州参軍になる 馮道、獄につながる 三 宦官の張承業 朱全忠と李克用 河東監軍の張承業 馮道、張承業を頼る 胡柳の役 四 父の死 李存勗の即位 翰林学士馮道 李嗣昭の財力 ?都の変 五 宰 相 物と競うなし 兎園冊 例と時 聶夷中の社会詩 安重誨の専権 六 後唐末帝への勧進 明宗の死 事はまさに実を務むべし 六ヵ月の失業 七 石敬? 燕雲十六州 契丹への出使 枢密院の廃止 八 耶律徳光 承平の良相 ゲリラ戦 クーデタ 九 長楽老自叙 隠居職 自叙伝 国に忠 ユーモア 十 柴栄の登場と馮道の死 郭威の挙兵 後周の成立 柴栄の北漢親征 おわりに 馮道関係年表 中公文庫版のあとがき
補 編 『蔵書』──個性にみちた史論 馮道の写真 馮 道 邦に道なきとき 『世説新語』の周辺 黄巣と馮道
法蔵館文庫のためのあとがき 索 引 |
著者略歴(礪波 護) |
1937年,東大阪市生まれ。八尾高校をへて,60年,京都大学文学部史学科東洋史学専攻卒業。同大学大学院博士課程を了え,京都大学人文科学研究所助手,神戸大学文学部助教授,京都大学人文科学研究所教授,同大学大学院文学研究科教授を歴任し,2001年,停年退官。京都大学名誉教授。その後,大谷大学文学部教授,同大学博物館長を勤める。文学博士。専門は中国の政治・社会・宗教史。著書に『唐代政治社会史研究』(同朋舎出版),『地域からの世界史② 中国 上』(朝日新聞社),『世界の歴史6 隋唐帝国と古代朝鮮』(共著,中央公論社。のち中公文庫),『馮道――乱世の宰相』『唐の行政機構と官僚』『隋唐の仏教と国家』『唐宋の変革と官僚制』(いずれも中公文庫),『京洛の学風』(中央公論新社),『隋唐佛敎文物史論考』『隋唐都城財政史論考』『敦煌から奈良・京都へ』『鏡鑑としての中国の歴史』(いずれも法藏館),『文物に現れた北朝隋唐の仏教』(法蔵館文庫)のほかに編集・監修・解説多数がある。 |