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タイトル |
息子と観る「ソウルの春」 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 金正勲 [著・文・その他]
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出版社 |
風媒社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1200円 |
シリーズ |
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ページ数 |
168p
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Cコード |
0092 |
発売予定日 |
2024-08-16 |
ジャンル |
一般/単行本/日本文学詩歌 |
ISBN |
9784833121248 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
「愛する息子よ/おれが恥ずかしいと思う理由がわかるかね/次の世代を担うお前にも心から許しを乞いたいんだ/亡くなった人に申しわけない/亡くなった人に申しわけないから」朝鮮抵抗詩人の精神を承け継ぐ文学者の第一詩集。
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目次 |
Ⅰ 息子と観る「ソウルの春」 水切り 走る 斧を入れる 風 輪回し 海峡をわたるとき 梅の花 春を迎えながら 歌 晩冬の夜の散歩 走る汽車をながめて 二〇〇二年 韓日ワールドカップ 田舎が好きな理由 詩 冬の小雨
Ⅱ 無等山 日本のことを思う 新聞 かさ 懐かしい故郷 コロナの時代を送りながら 凧揚げ 紅葉が見れない秋 旅立つ気持ち 白紙 ある理髪ボランティア 花冷え ベンチ 夢 父の筆 ハンコを押すこと バナナ
Ⅲ 平和な花が乱れ咲く日を 過ぎ去った青春時代 赤い郵便ポスト 詩が訪れてくる時 ある送別会の思い出 看板 信号の前で 真実な友達 名古屋の少女たち コオロギの鳴き声 朝鮮学校の女子学生 秋の小雨 一粒の水滴 松田解子と朝鮮よ 赤ちゃんの泣き声が聞こえない 結婚 捨てたい時計 あとがき |
著者略歴(金正勲) |
一九六二年韓国生まれ。一九八〇年光州民主化運動の時、詩人文炳蘭の講義に刺激を受けたことが詩的感性を育てる契機になる。韓国・朝鮮大学校国語国文学科を卒業後、日本に留学。関西学院大学大学院文学研究科で学び、博士学位取得。韓国の視点から日本文学を読むことに励み、さらに文学の社会的役割を意識しつつ韓日文化の掛け橋になる活動に専念している。中央大学政策文化総合研究所の客員研究員歴任。光州・全南作家会議会員。現在、全南科学大学校副教授。 著書に『漱石と朝鮮』(中央大学出版部)、 『戦争と文学 韓国から考える』(かんよう出版)、 『松田解子と朝鮮』(汎友社)、訳書に『私の個人主義 他』(チェク世上)、 『明暗』(汎友社)、 『文炳蘭詩集 織女へ・一九八〇年五月光州ほか』(風媒社、共訳)、 『金準泰詩集 光州へ行く道』(風媒社)、 『松田解子詩集 朝鮮乙女のおどり』(汎友社)、『ひとつの星を歌おう 朝鮮詩人 独立と抵抗のうた』(風媒社)、 編著に『朝鮮の抵抗詩人 東アジアから考える』(明石書店)などがある。 |