『案山子の遠足 ~あるALS患者の回想記 ~ 』の詳細情報

案山子の遠足
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タイトル 案山子の遠足
サブタイトル あるALS患者の回想記
著者 [著者区分]横地幸夫 [著・文・その他]
出版社 風媒社 レーベル
本体価格
(予定)
1500円 シリーズ
ページ数 248p Cコード 0095
発売予定日 2024-08-26 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784833154611 判型 46
内容紹介
10万人に1人という難病ALSと診断され、現在闘病中の著者による回想記。目でパソコンを操作する視線入力で70年の人生を振り返った。本書タイトルの「案山子」は、この病気になると全身の筋肉が衰退し、顔の表情筋も弱り、まるで案山子のようだと著者が思ったところからつけられている。
生い立ちからはじまり、小中高時代の生き生きとした日々、家族のこと、本業の農家でセロリ農家として成功を収めるまでの試行錯誤、そして24歳でやり投げ自己最高記録達成、駅伝、アームレスリング、トライアスロンなど、さまざまなスポーツへの挑戦を振り返る。
「この男はやはり普通じゃない。英語では賞賛の意をこめて「He is different.」というが、そういう意味で横地幸夫は普通と違っている。群れと仲良くしても埋没しない。いつまでも青くて無垢な、清々しいところがある。髪の毛は残ってないが、人間としての鮮度はちゃんと残っている。野菜と同じく人間も瑞々しい青さをなくしてはならないのだろう」(小川雅魚=編集)
目次
まえがき 横地幸夫

生い立ち
農業人生
スポーツへの挑戦
旅行
地域とのかかわり
ALSと診断されて
人生を振り返って

追記
 
「鉄人病む」あるいは「フィールド・オブ・ドリームズ」
 ―あとがきにかえて 小川雅魚
著者略歴(横地幸夫)
1952年、愛知県渥美郡福江町大字中山字穂波(現:田原市西山町穂波)に生まれる。
亀山小学校、福江中学校、渥美農業高校卒業。
セロリ、ネギ、ニラを栽培する農家。小学校から陸上競技に親しみ、高校1年からやり投げに熱中、高校2年のとき、愛知県大会新人戦で優勝、24歳のとき、オール三河大会優勝。32歳のとき、アームレスリング全国大会軽量級2位。
2021年夏、ALSに罹患。
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