『「植物」をやめた植物たち』の詳細情報

「植物」をやめた植物たち
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タイトル 「植物」をやめた植物たち
サブタイトル
著者 [著者区分]末次健司 [著・文・その他]
出版社 株式会社 福音館書店 レーベル たくさんのふしぎ傑作集
本体価格
(予定)
1300円 シリーズ
ページ数 40p Cコード 8745
発売予定日 2024-11-08 ジャンル 児童/絵本/生物学
ISBN 9784834088113 判型
内容紹介
植物といえば、緑色の葉っぱを思い浮かべますよね。それは、緑色の色素があるからです。この色素があることで、多くの植物は光合成をして、日光から栄養を作り出すことができるのです。ところが、この色素を持たず、キノコなどの菌を「食べて」生活する植物たちがいます。光合成をやめた植物たちは、色や形も風変わりなものばかり。彼らのちょっと変わった生活をご紹介します。
目次
著者略歴(末次健司)
末次健司 1987年、奈良県生まれ。2010年京都大学農学部卒業。2022年から神戸大学大学院理学研究科教授。同大高等学術研究院卓越教授を兼任。専門は日本の生物多様性を活かした植物、菌類や昆虫のナチュラルヒストリーの研究。おもに、光合成をやめた植物「菌従属栄養植物」の生態を研究し、「キリシマギンリョウソウ」や妖精のランプと呼ばれる「コウベタヌキノショクダイ」など多くの新種を発見。さらに自然界の不思議を明らかにすることをモットーとし、菌従属栄養植物に加え広範な動植物やキノコに関する研究も展開。たとえば、ナナフシが鳥に食べられても、子孫を分散できることを示唆した研究は、驚きをもって迎えられた。
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