『韓国1964年 創価学会の話』の詳細情報

韓国1964年 創価学会の話
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タイトル 韓国1964年 創価学会の話
サブタイトル
著者 [著者区分]■趙誠倫 [著・文・その他]
■⾦美廷 [翻訳]
出版社 論創社 レーベル
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ
ページ数 232p Cコード 0015
発売予定日 2024-10-07 ジャンル 一般/単行本/仏教
ISBN 9784846024048 判型 46
内容紹介
韓国創価学会小史
1965年日韓協定が結ばれる直前の1964年1月、朴正煕政権は創価学会に布教禁止命令を下す。著者は、大手日刊紙の記事や政府の動向を克明に分析しながら、創価学会批判の真相に迫る!
目次
日本語版刊行にあたって/趙誠倫 
第一章 新しい国で豊かに暮らそう
1 一九六四年、韓国の経済開発計画 
2 第三共和国の始まり 
3 日韓会談を望んだ李承晩 
4 朴正煕の日韓会談 
第二章 創価学会
1 創価教育学会の出発  
2 日蓮の仏教 
3 牧口常三郎の創価教育学会 
4 戸田城聖の出獄と生命論  
5 勤行と自らの礼仏実践 
6 あまりに積極的すぎた折伏活動 
7 戸田の思想と政界進出 
8 池田大作の海外布教 
9 創価学会と在日韓国人 
10  韓国に渡った創価学会 
第三章 一九六四年一月に吹いてきた竜巻
1 創価学会告発記事 
2 警戒と取り締まりの措置 
3 邪教、正体不明の宗教 
第四章 国家権力、文教部と内務部
1 文教部の取り組み 
2 文教部と治安局情報課 
3 朝鮮総督府の行政と大韓民国政府 
4 内務部 治安局 情報課 
5 文教部宗教審議委員会の開催 
6 宗教審の会議進行過程 
7 会議場での注目すべき人物 
8 国家政策になった創価学会布教禁止 
第五章 「悪い宗教」となった創価学会
1 拒否された創価学会韓国訪問団へのビザ発給 
2 マスコミを通した「悪い宗教」作り 
3 創価学会組織図とスパイ組織図 
4 日本侵略精神粉砕闘争会 
5 「韓国的創価学会」を作ろうという動き 
6 組織の崩壊と会員の亀裂 
第六章 布教禁止から裁判へ
1 創価学会の釈明書 
2 行政審判請求 
3 書類の裏に隠れた人物 
4 伝言通信文 
5 創価学会勝訴 
6  内務部の上告と最高裁判所の判決 
7 最高裁の判決に関する報道 
8 日韓協定反対運動 
9 創価学会糾弾、集会所襲擊事件 
第七章 韓国社会と認識の枠組み
1 布教禁止命令と国民の反応 
2 反日民族主義と倭色一掃運動 
3 類似宗教フレームの威力 
結びの言葉
1 存在の見えない韓国創価学会 
2 創価学会の進むべき道 
感謝の言葉 
訳者の一言―一九六四年、それから六〇年と私 
原注 
著者略歴(趙誠倫)
1954年、ソウル生まれ、延世大学社会学科で博士号を取得。
1985年から2020年まで済州大学校社会学科教授、現在は
名誉教授。著書は『創価学会と在日韓国人』、『宿命転換の贈
り物: 創価学会会員になった在日韓国人の物語』(共著)、
『1964 ある宗教の物語』、『南洋群島: 大日本帝国の太平洋
島支配と挫折』、『南洋の島に生きる: 朝鮮人マツモトの回顧
録』、『南洋群島の朝鮮人』等。
著者略歴(⾦美廷)
1964年、済州⽣まれ。済州⼤学国語教育科卒業。
趙誠倫の研究書専⽤の出版社、堂⼭書院の代表。エッセイスト。『宿命転換の贈り物: 創価学会会員に
なった在⽇韓国⼈の物語』(共著)エッセイ『隠れた郵便ポスト』
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