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タイトル |
秘界マガムジャ村通信 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 尾張 始 [著・文・その他]
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出版社 |
吉備人出版 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2300円 |
シリーズ |
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ページ数 |
409p
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Cコード |
8093 |
発売予定日 |
2024-08-15 |
ジャンル |
児童/単行本/日本文学、小説・物語 |
ISBN |
9784860697501 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
現代社会に対するアイロニーに満ちたファンタジー長編
マガムジャ村は、世界地図のどこにあるのかわからない村。村の決まり事を決めるのは子どもたち。
「戦争」はもちろん「平和」という言葉さえなくなった村に、どこからか知らない人間が迷い込んできた。
「戦争を知らない子どもたち」。
戦争を知らない子どもたちによる社会って、どんな世の中だろうか?
物語世界で想像の翼を思いっきり広げて、大きく羽ばたかせようとした、作者畢生(ひっせい)の一作。
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目次 |
目次
はしがき
第一の通信 じっと目をつむり、静かにとなえてみよう―/第二の通信 大人は原則として国会議員にはなれない/第三の通信 あまりに我々と世界がちがっているようだ/第四の通信 重大事件が起こった/第五の通信 今ごろ「平和」などという単語は使わない/第六の通信 封印された桐箱に入った古文書/第七の通信 ヤマノウエ博士とマガムジャ教会の対立/第八の通信 もっともっと深刻な問題/第九の通信 マガムジャムジャ国の危機/第十の通信 議会は毎回騒然となった/第十一の通信 ジャムガマ国からのゴロツキ/第十二の通信 自主的に入りに来る留置場/第十三の通信 ケテ大使一行の「ジャムガマ国見聞記」/第十四の通信 そのうち雲行きが悪くなってくる/第十五の通信 ジャムガマ国からの「偉大な品種」/第十六の通信 国内は上を下への大騒ぎ/第十七の通信 伝統食で栄養補給/第十八の通信 混乱は一向に収まる気配なし/第十九の通信 小学校のまわりはお祭り騒ぎ/第二十の通信 ジャムガマ国最先端「食糧生産工場」/第二十一の通信 視察報告書と「意見書」/第二十二の通信 『禁断の書』の解読作業/第二十三の通信 どんなパンツを国旗にするか/第二十四の通信 やれやれと肩の荷を少しおろして
あとがき
初出一覧 |
著者略歴(尾張 始) |
尾張 始(おわり・はじめ)
1951年岡山市に生まれ。1974年岡山大学卒業後、倉敷市役所に勤務。「くらしきどうわ」(倉敷市教育委員会主催)への応募をきっかけに、地元の童話同好会、岡山児童文学会「松ぼっくり」に参加。先学、仲間の薫陶を受けて作品創作に挑む。
創作活動のなか「戦争を知らない子どもたち」という歌の文句から「戦争を知らない世界」を描こうと思いつく。自らの生活経験を踏まえたうえで、現世の価値観を転倒させた意外性に満ちた実験作として本作を書き上げた。
倉敷市に在住 |