『終わりの風景 ~英語圏文学における終末表象 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
終わりの風景 |
サブタイトル |
英語圏文学における終末表象 |
著者 [著者区分] | ■岸野英美 [編集] ■平塚博子 [編集] ■辻和彦 [編集]
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出版社 |
春風社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3100円 |
シリーズ |
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ページ数 |
240p
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Cコード |
0098 |
発売予定日 |
2022-11-04 |
ジャンル |
一般/単行本/外国文学、その他 |
ISBN |
9784861108235 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
文学作品において描かれる環境問題、自然災害、社会変動などの終末表象に着目し、「終わり」を新たな可能性として捉え、読み解く。
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目次 |
はじめに【辻和彦】 序章 リタ・ウォン作品にみる水の詩学―「借用された水」、「水の旅からの急報」、「グレゴワール湖のために」【岸野英美】 第1章 終末世界を救済するための小説のデザイン―カズオ・イシグロの内的持続の文学と『クララとお日さま』【田中ちはる】 第2章 コロナ禍の時代を生きる命と想像力―アリ・スミス『夏』における「終わりの風景」と希望の可能性【霜鳥慶邦】 第3章 家族の終わりとナクサライト―ジュンパ・ラヒリ『低地』とアルンダティ・ロイ『小さきものたちの神』をとおしてみる二つの「応答責任」【加瀬佳代子】 第4章 アジア系アメリカ文学における〈天災〉と〈人災〉―ヒサエ・ヤマモトとルース・オゼキの作品を中心に【松本ユキ】 第5章 「終わり」の見えない不安―イアン・マキューアンの『土曜日』試論【高橋路子】 第6章 ゾラ・ニール・ハーストンの『彼らの目は神を見ていた』における災害とレジリエンス【平塚博子】 第7章 荒野の王が見た風景―シェイクスピア悲劇『リア王』における飢饉、大嵐、疫病【高橋実紗子】 第8章 〈終わりの風景〉の向こう側―インドラ・シンハの『アニマルズ・ピープル』とボパール、水俣、太平洋核実験【小杉世】 終章 災害と感染症時代の恐怖―エドガー・アラン・ポー作品を辿る【辻和彦】 終わりの風景の終わりに【辻和彦】 |
著者略歴(岸野英美) |
岸野英美(きしの・ひでみ) 近畿大学経営学部准教授 |
著者略歴(平塚博子) |
平塚博子(ひらつか・ひろこ) 日本大学生産工学部准教授 |
著者略歴(辻和彦) |
辻和彦(つじ・かずひこ) 近畿大学文芸学部教授 |