『ロマン主義的感性論の展開 ~ノヴァーリスとその時代、そしてその先へ ~ 』の詳細情報

ロマン主義的感性論の展開
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タイトル ロマン主義的感性論の展開
サブタイトル ノヴァーリスとその時代、そしてその先へ
著者 [著者区分]高橋優 [著・文・その他]
出版社 春風社 レーベル
本体価格
(予定)
3600円 シリーズ
ページ数 320p Cコード 0098
発売予定日 2023-03-10 ジャンル 一般/単行本/外国文学、その他
ISBN 9784861108358 判型 46
内容紹介
ノヴァーリスを中心とするドイツ・ロマン主義の作家の活動を「感性の復権」と位置付け、現代におけるロマン主義的感性論を再評価。
目次
序:「世界のロマン化」とロマン主義的感性論
第1章:「触覚という活動的感覚―ポエジー」―ノヴァーリスにおける感性論の展開
第2章:ノヴァーリスの自然科学研究における「霊的現在」
第3章:「一冊の本を聖書に高めること」―聖書計画としての『一般草稿』
第4章:「仲介者」としての「詩的国家」―『信仰と愛』における「身体」としての国家
第5章:「第三の要素」としての宗教―『ヨーロッパ』における宗教哲学
第6章:「戦争は地上になくてはならない」―ノヴァーリスの戦争表象
第7章:「小説は生を扱い―生を記述する」―ノヴァーリスの小説理論
第8章:「自然学の根底に真の統一があるかどうか」―『ザイスの学徒たち』における自然学
第9章:「新しい神話」としての『ハインリヒ・フォン・オフターディンゲン』
第10章:フリードリヒ・シュレーゲル『ルツィンデ』における「世界のための感覚」
第11章:クレメンス・ブレンターノ『ゴドヴィ』における「官能」と「狂気」
第12章:「なんと罪深い狂気だろう」―ボナヴェントゥーラ『夜警』における「狂気」のモチーフ
第13章:「世界のロマン化」から「世界史の最終章」へ―ノヴァーリス、ブレンターノ、クライストにおける「狂気」の表象
終章:ロマン主義的感性論と「フクシマ」
参考文献
主要人物索引
著者略歴(高橋優)
高橋優(たかはし・ゆう)
2000年、慶應義塾大学文学部独文学専攻卒業。2002年、同大学院修士課程修了。2008年、トリア大学独文学専攻博士課程修了。博士(文学)。宇都宮大学講師を経て現在福島大学人間発達文化学類准教授。専門はノヴァーリスを中心とするドイツ・ロマン主義の文学と思想。
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