『「不在」トゥールーズ=ロートレック』の詳細情報

「不在」トゥールーズ=ロートレック
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タイトル 「不在」トゥールーズ=ロートレック
サブタイトル
著者 [著者区分]■三菱一号館美術館 [著・文・その他]
■安井裕雄 [監修]
■小林エリカ [著・文・その他]
出版社 青幻舎 レーベル
本体価格
(予定)
3000円 シリーズ
ページ数 200p Cコード 0071
発売予定日 2024-12-13 ジャンル 一般/単行本/絵画・彫刻
ISBN 9784861529788 判型 B5変形
内容紹介
ロートレックが最後まで自身の手元に残した最愛のコレクション。

トゥールーズ=ロートレック(1864〜1901)が生涯決して手放そうとしなかった私的な作品群は、彼の死後、親友であり最大の理解者でもあった画廊主モーリス・ジョワイヤンに引き取られ散逸を免れる。そのコレクションには、代表作であるリトグラフやポスター作品のほか、めずらしい刷り作品や、晩餐会のメニューなど、ほかでは目にすることのない希少な作品が含まれていた。本書には、「博物誌」「彼女たち」「ロイ・フラー」「イヴェット・ギルベール」など、ロートレックが生涯愛したパリと女性たちを描いた136作品を掲載。繊細でユーモアに満ちた眼差しを感じられる筆致からは、ポスター画家として知られるロートレックの新たな側面と魅力が伝わってくる。小説家 小林エリカがロートレックに寄せて書き下ろした2つの掌編、「彼女の腹のなか」「彼女の腰まわり」を収録する。

掲載コラム:
『博物誌』とジュール・ルナール
モーリス・ジョワイヤンとトゥールーズ=ロートレック没後の評価
アリスティド・ブリュアン
ジャヌ・アヴリル
『イヴェット・ギルベール』
《アンバサドゥールにて、カフェ・コンセールの女歌手》
《ロイ・フラー嬢》
『彼女たち』

寄稿:小林エリカ

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(Henri de Toulouse-Lautrec)
1864~1901。南仏の伯爵家に生まれ、8歳からパリで絵を描き学び始める。13歳で怪我をきっかけに発育が停止し、その後障がい者として差別を受けた経験から、夜の世界の女性たちに共感してムーラン・ルージュをはじめとするダンスホールなどで彼女たちを愛情を込めて描いた。36歳で夭逝するまで多くの絵画やリトグラフを創作する。
目次
著者略歴(安井裕雄)
1969年生まれ。財団法人ひろしま美術館学芸員、岩手県立美術館専門学芸員を経て、現在、三菱一号館美術館上席学芸員。専門はフランス近代美術。
著者略歴(小林エリカ)
1978年生まれ。作家、マンガ家、アーティスト 。目に見えないもの、時間や歴史、家族や記憶、声や痕跡を手がかりに、入念なリサーチに基づく史実とフィクションを織り交ぜた作品を制作する。
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