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タイトル |
ガラス越しに見るジョイス |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 金井嘉彦 [著・文・その他]
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出版社 |
言叢社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2727円 |
シリーズ |
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ページ数 |
370p
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Cコード |
1098 |
発売予定日 |
2022-06-13 |
ジャンル |
教養/単行本/外国文学、その他 |
ISBN |
9784862090881 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
沈黙の詩学の浸透したジョイス作品において、求める意味は絡まった糸の中にある。歴史的史料を用いて、その糸を一本一本ほぐし、あたらしい言語を創造することで世界を創造しようとしたジョイスの、時代の言語の復元を試みる。 ジョイス研究の新しい地平を切り開く。
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目次 |
まえがき 一章 アクィナスに刃(やいば)を仕込む〈応用〉 二章 『キリスト教徒に開かれた地獄』よりも地獄を「開く」者 三章 二つの「スキュラとカリュブディス」と、〈イエス伝〉〈イエス小説〉が語るイエスにならいてシェイクスピアを語るスティーヴン 四章 ジョイスが《エッケ・ホモ》に見たもの 五章 バード・ガールに学ぶ見せ消ち 六章 「西への旅」に見る見せ消ち 七章 「まだ学ぶべきことがたくさんある」 ―ジョイスのコインシデンス再考 八章 コインシデンスと沈黙の詩学 九章 ピスガ山より眺め見るコインシデンス ― サインの文学へ 十章 χ(カイ)のユニヴァーサリズム あとがき/本文註 |
著者略歴(金井嘉彦) |
一橋大学 特任教授。著書『ジョイスの挑戦――「ユリシーズ」に嵌る方法』(編著、言叢社、2022年)、『ジョイスの迷宮――「若き日の芸術家の肖像」に嵌る方法』(編著、言叢社、2016年)、『ジョイスの罠――「ダブリナーズ」に嵌る方法』(編著、言叢社、2016年)、『「ユリシーズ」の詩学』(東信堂、2011年)ほか。 |