『短歌渉猟 ~和文脈を追いかけて ~ 』の詳細情報

短歌渉猟
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タイトル 短歌渉猟
サブタイトル 和文脈を追いかけて
著者 [著者区分]今井恵子 [著・文・その他]
出版社 短歌研究社 レーベル
本体価格
(予定)
3000円 シリーズ
ページ数 328p Cコード 0095
発売予定日 2024-10-21 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784862727800 判型 46
内容紹介
人間にとって言葉とは何か、短歌が具えている日本語の生理とはどういうものか、著者は短歌に興味を持った当初から半世紀に渡り考え続けて来た。その解決できない問いに、短歌の鑑賞をとおして正面から向き合い、今日までの思いを綴った一書。
月刊誌「短歌研究」2017年1月号から年2019年6月号までの28回にわたる連載に加え、巻末に「短歌における「われ」の問題」を併収した。

「和文脈を追いかけて」という試みは短歌を詠むという営みを通して、
日本語という言語の〈生理〉がいかに豊饒な可能性を
蔵しているかを体得させてくれる。──池上嘉彦(帯より)
目次
第一章 宮中歌会始
第二章 短歌の声について
第三章 順番が生むもの
第四章 場所と記憶
第五章 和文脈の中の〈私〉
短歌における日本語としての「われ」の問題

豊穣の「和文脈」を求めて㆐㆐今井恵子の詩学・・・・池上嘉彦
あとがき
人名索引・事項索引
著者略歴(今井恵子)
【今井恵子 略歴】
1952年 東京都生まれ。現在、埼玉県鴻巣市在住
1973年 早稲田大学在学中に「まひる野」に入会して作歌を始める
    現在、「まひる野」の選歌・運営委員
歌集 『分散和音』(1984/不識書院)
    『ヘルガの裸身』(1992/花神社)
    『白昼』(1996/砂子屋書房)
    『渇水期』(2005/砂子屋書房)
    『やわらかに曇る冬の日』(2012/北冬舎)
    『運ぶ眼、運ばれる眼』(2022/現代短歌社)
歌書 『富小路禎子の歌』(1996/雁書館)
    『ふくらむ言葉』(2022/砂子屋書房)
編著 『樋口一葉和歌集』(2005/筑摩書房)
2008年 「求められる言葉」にて第26回現代短歌評論賞受賞
2023年 『運ぶ眼、運ばれる眼』にて第9 回佐藤佐太郎賞受賞
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