『虫・全史 1000京匹の誕生、進化、繁栄、未来』の詳細情報
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タイトル |
虫・全史 1000京匹の誕生、進化、繁栄、未来 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■スティーブ・ニコルズ [著・文・その他] ■熊谷 玲美 [翻訳] ■丸山 宗利 [監修]
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出版社 |
日経ナショナルジオグラフィック社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3600円 |
シリーズ |
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ページ数 |
640p
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Cコード |
0045 |
発売予定日 |
2024-07-19 |
ジャンル |
一般/単行本/生物学 |
ISBN |
9784863135994 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
地球上に生息する動物の4匹に1匹は甲虫で、10匹に1匹はチョウかガ!!
縦横無尽に身体機能を進化させ、大きな成功を収めた昆虫たち。
その数、110万種、推定1000京匹。
ずば抜けた繁殖能力から植物と結んだ複雑なパートナーシップ、様々な子育てのレパートリーに洗練された社会生活まで。
そこには、昆虫を地球の真の支配者たらしめる数多くの理由があった。
日本語版監修:丸山宗利(九州大学総合研究博物館准教授)
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目次 |
昆虫の目
節足動物と昆虫の系統樹
地質時代とさまざまな昆虫の起源
イントロダクション 昆虫入門
1章 群がる大集団 昆虫の種類と数のとてつもない多さ
2章 起源 昆虫の長い歴史
3章 六脚類 脚の進化が与えた足がかり
4章 昆虫が空を征服するまで
5章 世界を越える翅 昆虫の渡り
6章 フラワーパワー 昆虫と植物の複雑な関係
7章 交尾をめぐる駆け引き
8章 次世代 昆虫の子育て
9章 仲間と暮らす 社会性生物としての昆虫
10章 女王とコロニーのために ハナバチとカリバチ 単独性から社会性への道のり
11章 超個体 アリとシロアリ コロニーからスーパーコロニーへ
謝辞
原註
参考文献
索引 |
著者略歴(スティーブ・ニコルズ) |
BBC自然史班での10年間を含め、30年にわたり野生生物の映像制作に携わってきた。トンボに関する博士号を持つ。植物の写真撮影では、権威あるInternational Garden Photographer of the Yearのコンペティションで受賞多数。著書に『Paradise Found Nature in America at the Time of Discovery』(University of Chicago Press)、『Flowers of the Field: Meadow, Moor and Woodland』(Head of Zeus)がある。 |
著者略歴(熊谷 玲美) |
翻訳家。大学で地球物理学を学んだのち、独立行政法人勤務を経て現在に至る。訳書に、アリ・S・カーン/ウィリアム・パトリック『疾病捜査官』(みすず書房)、エリック・アスフォーグ『地球に月が2つあったころ』(柏書房)、ティム・スペクター『ダイエットの科学──「これを食べれば健康になる」のウソを暴く』(白揚社)、ほか多数。 |
著者略歴(丸山 宗利) |
1974年東京都出身。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。九州大学総合研究博物館助教。大学院修了後、日本学術振興会の特別研究員として3年間国立科学博物館に勤務。2006年から1年間、同会の海外特別研究員としてアメリカ・シカゴのフィールド自然史博物館に在籍。08年より現職。アリと共生する好蟻性昆虫が専門。シカゴ在任中に深度合成写真撮影法に出会う。現在、研究のかたわら、さまざまな昆虫の撮影も行っている。著書に『ツノゼミ ありえない虫』(幻冬舎)、 『森と水辺の甲虫誌』(編著)『アリの巣をめぐる冒険』『アリの巣の生きもの図鑑』(共著)(いずれも東海大学出版会)などがある。近著『昆虫はすごい』(光文社新書)がベストセラーとなる。当社既刊『絶滅危惧昆虫図鑑』翻訳・日本語版監修者。 |