『春の台』の詳細情報

春の台
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タイトル 春の台
サブタイトル
著者 [著者区分]上田貴代 [著・文・その他]
出版社 書肆侃侃房 レーベル
本体価格
(予定)
2000円 シリーズ
ページ数 192p Cコード 0092
発売予定日 2024-12-06 ジャンル 一般/単行本/日本文学詩歌
ISBN 9784863856523 判型 46
内容紹介
《流れゆく老いの暮しのアクセント「春の台(うてな)」は真っ赤な椿》

心臓を患う夫との尺八と筝の二重奏
子供や孫たちとの歳月に
登山や自然観察などから生まれる歌が寄り添う


【収録歌より】
泡立ち草の黄の帯すすきの白き帯宝満の土手に秋はとどまる
チェーンソー聞き続けたる晩年の父親の耳遠くなりたり
子の声を聞きたき日には亡き母もかくありしかと思ふ 立秋
ふるさとで迎へし朝のまどろみに聞きなれし母の雨戸くる音
何もいらぬ十分食べたと食を辞し九十二歳の母は逝きたり
目次
著者略歴(上田貴代)
昭和十六年十一月 兵庫県神戸市で出生
昭和三十七年   神戸山手女子短期大学卒業
昭和五十一年三月 やまなみ短歌会に入会
平成二十九年   やまなみ賞受賞
現在福岡県小郡市在住
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