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タイトル |
テメレア戦記 3 黒雲の彼方へ 上 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■ナオミ・ノヴィク [著・文・その他] ■那波 かおり [翻訳]
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出版社 |
静山社 |
レーベル |
テメレア戦記 |
本体価格 (予定) |
840円 |
シリーズ |
静山社文庫 |
ページ数 |
304p
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Cコード |
0197 |
発売予定日 |
2022-04-21 |
ジャンル |
一般/文庫/外国文学小説 |
ISBN |
9784863896444 |
判型 |
文庫(A6) |
内容紹介 |
北京を離れ、マカオから英国へ海を行こうとしていたローレンスたちに、レントン空将の筆跡で、即刻イスタンブールへ向かい英国が買いつけた竜の卵三個を受け取り、速やかに帰国するよう記された命令書が届けられた。しかし、この任務を果たすために空路や海路を行くのは時間的にも戦局としても非常に厳しく、ローレンスたちは苦悩の末、命令書を届けた謎の人物サルカイを案内人として雇い、干上がったタクラマカン砂漠を越える過酷な陸路にてイスタンブールへと向かう決意をする。長い旅路では日照りや砂嵐に終始襲われ、山岳高地で雪崩に遭い、峠では山賊に襲われるなど苦難の連続だったが、野生ドラゴンの襲来にも負けず、なんとか窮地を脱し、ようやくオスマン帝国に辿り着く。しかし、そこで高官のムスタファから伝えられたのは、「卵は渡すことができなくなった」という驚愕の話だった。
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目次 |
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著者略歴(ナオミ・ノヴィク) |
1973年ニューヨーク生まれ。ポーランド移民の二世として、ポーランド民話に親しんで育つ。ブラウン大学で英文学を学んだ後、コロンビア大学でコンピューター・サイエンスを学び、『ネヴァーウィンター・ナイツ』などのRPGゲームの開発に携わる。2006年『テメレア戦記1 気高き王家の翼』で作家デビュー。もっとも優秀なSFファンタジーの新人作家に贈られるジョン・W・キャンベル新人賞(現アスタウンディング新人賞)や、コンプトン・クルック新人賞を受賞。また、ヒューゴー賞にもノミネートされ、『テメレア戦記』はその後ベストセラー・シリーズとなった。『ドラゴンの塔』では、投票によってその年最高のSFファンタジー小説に贈られるネビュラ賞を受賞、同時にヒューゴー賞にもノミネートされた。他に『銀をつむぐ者』など。現在、夫とともにニューヨーク市に暮らす。 |
著者略歴(那波 かおり) |
上智大学文学部卒業、文芸翻訳家。主な訳書にノヴィク著『テメレア戦記』シリーズ(ヴィレッジブックス)、『ドラゴンの塔』『銀をつむぐ者』(ともに静山社)、エリザベス・ギルバート著『食べて、祈って、恋をして』(RHブックス・プラス)、エヴァ・スローニム『13歳のホロコースト――少女が見たアウシュヴィッツ』(亜紀書房)など。 |