Amazonで予約する
|
タイトル |
テメレア戦記 3 黒雲の彼方へ 下 |
サブタイトル |
|
著者 [著者区分] | ■ナオミ・ノヴィク [著・文・その他] ■那波 かおり [翻訳]
|
出版社 |
静山社 |
レーベル |
テメレア戦記 |
本体価格 (予定) |
860円 |
シリーズ |
静山社文庫 |
ページ数 |
336p
|
Cコード |
0197 |
発売予定日 |
2022-04-21 |
ジャンル |
一般/文庫/外国文学小説 |
ISBN |
9784863896451 |
判型 |
文庫(A6) |
内容紹介 |
ローレンスたちは、オスマン帝国で宮廷にて歓待を受け厚遇されていたが、そこは豪奢な牢獄ともいえる場所だった。竜の卵も英国が支払った高額な代金もすべてうやむやにされたまま長らく幽閉されていたローレンスたちだったが、ある晩、業を煮やして卵が隠されているハレムへの侵入と強行奪取を敢行する。卵一つと仲間一人を失いながらもなんとか卵二つを奪い取り、オスマン帝国の国境を越えたローレンスたちだったが、プロイセン王国に入国したところで、英国が交わした共闘の約束を果たすべく、ナポレオン軍との戦いに参加することになる。その戦いは劣勢を極め、プロイセン軍の敗戦が続く厳しい戦況のなか、いまやヨーロッパ全土を手中におさめんと猛進するナポレオンを担い手としてその背に乗せたセレスチャル種の白い竜リエンに遭遇する。リエンは亡きヨンシン皇子の恨みを晴らすべく、テメレアへの復讐心に燃えて仏軍の空軍を指揮していた。
|
目次 |
|
著者略歴(ナオミ・ノヴィク) |
1973年ニューヨーク生まれ。ポーランド移民の二世として、ポーランド民話に親しんで育つ。ブラウン大学で英文学を学んだ後、コロンビア大学でコンピューター・サイエンスを学び、『ネヴァーウィンター・ナイツ』などのRPGゲームの開発に携わる。2006年『テメレア戦記1 気高き王家の翼』で作家デビュー。もっとも優秀なSFファンタジーの新人作家に贈られるジョン・W・キャンベル新人賞(現アスタウンディング新人賞)や、コンプトン・クルック新人賞を受賞。また、ヒューゴー賞にもノミネートされ、『テメレア戦記』はその後ベストセラー・シリーズとなった。『ドラゴンの塔』では、投票によってその年最高のSFファンタジー小説に贈られるネビュラ賞を受賞、同時にヒューゴー賞にもノミネートされた。他に『銀をつむぐ者』など。現在、夫とともにニューヨーク市に暮らす。 |
著者略歴(那波 かおり) |
上智大学文学部卒業、文芸翻訳家。主な訳書にノヴィク著『テメレア戦記』シリーズ(ヴィレッジブックス)、『ドラゴンの塔』『銀をつむぐ者』(ともに静山社)、エリザベス・ギルバート著『食べて、祈って、恋をして』(RHブックス・プラス)、エヴァ・スローニム『13歳のホロコースト――少女が見たアウシュヴィッツ』(亜紀書房)など。 |