『村上シネマ ~村上春樹と映画アダプテーション ~ 』の詳細情報
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タイトル |
村上シネマ |
サブタイトル |
村上春樹と映画アダプテーション |
著者 [著者区分] | 藤城孝輔 [著・文・その他]
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出版社 |
森話社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3300円 |
シリーズ |
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ページ数 |
440p
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Cコード |
1074 |
発売予定日 |
2024-12-05 |
ジャンル |
教養/単行本/演劇・映画 |
ISBN |
9784864051866 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
アートシネマからアイドル映画、知られざるインディーズ映画、さらにはネットにあふれる自主制作映像にいたるまで、あらゆる村上春樹作品の映像アダプテーションを網羅し分析した、ハルキスト必携の1冊。多様に受容されるハルキ文学の映像化のすべて。
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目次 |
まえがき──二台の赤い車のあいだ
Ⅰ 村上春樹と映画、その有機的なつながり 第1章 鈴木清順の映画と『騎士団長殺し』──映画批評に見る創作の源泉 Ⅱ インディーズ映画の時代 第2章 風の歌を聴け──死のトラウマとノスタルジア 第3章 パン屋(再)襲撃/100%の女の子──繰り返されるアダプテーション 第4章 森の向う側──クロスメディアを紐帯する感覚表現 Ⅲ 原作への忠実さとの格闘 第5章 トニー滝谷──アダプテーションを通した語りの〈引き継ぎ〉 第6章 神の子どもたちはみな踊る──多文化共生社会とポスト9・11のアメリカ 第7章 ノルウェイの森──ノスタルジアの回避とグローバル・アート・シネマ Ⅳ 多様化するコンテクスト 第8章 アコースティック──男性スター表象と韓国ポピュラー文化 第9章 ハナレイ・ベイ──ヤンキー男子と視線の政治性 第10章 バーニング 劇場版──曖昧さと不可視性 第11章 ドライブ・マイ・カー──他者性の構築と受容
補章1 小人たちと踊る──女性を主人公に「踊る小人」を翻案したスウェーデン映画 補章2 音の日記──ウクライナを舞台に描く「めくらやなぎと、眠る女」 補章3 特集ドラマ バーニング──国際共同製作の腹話術 補章4 めくらやなぎと眠る女──死の主題の希薄化と東日本大震災 あとがき 初出一覧 作品名索引 |
著者略歴(藤城孝輔) |
沖縄県出身。岡山理科大学教育学部講師。沖縄映画研究会運営委員長。 キングズ・カレッジ・ロンドン映画学博士課程修了。専門分野は、沖縄を中心とする東アジア映画およびアダプテーション。 共著に、ミツヨ・ワダ・マルシアーノ編『映像アーカイブ・スタディーズ』(法政大学出版局、2025年1月刊行予定)、佐藤元状・冨塚亮平編『『ドライブ・マイ・カー』論』(慶應義塾大学出版会、2023年)、杉野健太郎編『映画とイデオロギー』(ミネルヴァ書房、2015年)など。‟Trapped in Between: Interim Space/Time in Wong Kar-wai’s In the Mood for Love and 2046”(『映画研究』6号、2011年)で第4回日本映画学会賞、「『罪の手ざわり』と触感のない動物たち」(『ドキュメンタリーマガジンneoneo』10号、2017年)で映画評論大賞2017を受賞。 |