『香り立つ究極の推しメニュー 文人・文士・食通が綴った絶品あゆ料理』の詳細情報

香り立つ究極の推しメニュー 文人・文士・食通が綴った絶品あゆ料理
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タイトル 香り立つ究極の推しメニュー 文人・文士・食通が綴った絶品あゆ料理
サブタイトル
著者 [著者区分]世良康 [著・文・その他]
出版社 つり人社 レーベル
本体価格
(予定)
2000円 シリーズ
ページ数 304p Cコード 2075
発売予定日 2024-08-28 ジャンル 実用/単行本/体育・スポーツ
ISBN 9784864477413 判型 46
内容紹介
鮎。日本を代表する川魚であり、その香気から「香魚」とも呼ばれ、江戸時代には多摩川の鮎が「御用鮎」として幕府に上納されていました。長良川郡上の鵜飼い漁も有名です。釣りの世界では縄張りをもつ習性を利用して「オトリ鮎」で野鮎を掛ける友釣り、絢爛豪華な毛バリ釣り、また最近は若い人の間でルアーの鮎釣りが流行の兆しを見せています。

本書はそんな鮎の「味」に焦点をあてた一冊。繊細優美な天然鮎の味わいにほれ込んだ20名の“香魚の礼賛者”たち=文人、美食家、農学者、料理人らが鮎の味と料理について思いのたけを綴り、語った文章を、著者が著作などから一つ一つ根気よく探し当て、”味わい深い”鮎の味覚の物語を紡ぎ出してゆきます。

押し寿司、鮎飯、瀬越、姿ずし、焼きジュー、活き鮎の洗い、落ち鮎の腹の子(卵)、鮎田楽、釣瓶鮓、塩焼……いずれも際立つその描写は、目を閉じればまぶたに料理が浮かび、言葉から立ち上がる味覚が舌を、香りが鼻腔をくすぐってやみません。

今まで、ありそうでなかった文章による「鮎の味」、現代の食通を唸らせる内容です。
目次
谷崎潤一郎

押し寿司  8



池波正太郎

鮎飯  22



村井弦斎

「フエタス」「サラダ油焼」「三杯醤油」  37



立原正秋

瀬越  50



木下謙次郎

姿ずし&鮎めし  64



稲葉 修

焼きジュー  78



北大路魯山人

活アユの洗い  91



佐藤垢石

頭と骨  104



阿川弘之

塩焼  118



獅子文六

塩焼  130



福田平八郎

ワタの石焼  144



瀧井孝作

干鮎の煮浸し  157



白洲正子

塩焼  169



小島政二郎

鮎寿司  182



丸谷才一

アユ田楽 196



神吉拓郎

釣瓶鮓  210



國分綾子

子持ちあゆの塩焼  224



高橋 治

うるか  237



辻 嘉一

塩焼  251



小泉武夫

ウルカ・熟鮓  265



番外編1

「星岡茶寮」北大路魯山人の挑戦

一路160里! 京都・和知川~東京「釣りアユ輸送」大作戦  278



番外編2

魯山人が愛した! 幻の「和知アユ」を体験

和知駅前の鮎茶屋「角屋」天然鮎のフルコース料理  296
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