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タイトル |
ピェール |
サブタイトル |
黙示録よりも深く |
著者 [著者区分] | ■ハーマン・メルヴィル [著・文・その他] ■牧野有通 [翻訳]
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出版社 |
幻戯書房 |
レーベル |
ルリユール叢書 |
本体価格 (予定) |
4000円 |
シリーズ |
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ページ数 |
424p
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Cコード |
0397 |
発売予定日 |
2022-11-29 |
ジャンル |
一般/全書・双書/外国文学小説 |
ISBN |
9784864882613 |
判型 |
46変形 |
内容紹介 |
理想と現実に引き裂かれる曖昧なる人間の愚かさを見つめ、キリスト教社会の欺瞞、西欧社会の偽善を炙り出す――『白鯨』の著者メルヴィルが世界の破滅絵図【ピクチュアレスク】として描いた大長編の問題作。全二十六の書のうち、イザベル登場によりピェールの反逆の人生の火蓋が切られる〈第十二の書〉までを収録。
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目次 |
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著者略歴(ハーマン・メルヴィル) |
(Herman Melville 1819–91) ニューヨーク生まれのアメリカの小説家・詩人。1832年父の事業破綻に続く、父の狂乱死を経験。以降十分な教育を受けることなく、商船体験や捕鯨船体験、軍艦体験を経て、世界の状況を観察。1844年帰国。その体験中、捕鯨船脱走ののち食人種「タイピー族」と暮らした経験を、1846年に『タイピー』として作品化して評判となり、作家として自立した。代表作『白鯨』(1851)は出版時、評価としては不調であった。また本作『ピェール』(1852)は重要な作品ながら厳しい評価を受けた。ほかに優れた短編集『ピアザ物語』(1856)、生前最後の小説『詐欺師』(1857)、長詩『クラレル』(1876)、遺作として『ビリーバッド』(1924年出版)などがある。 |
著者略歴(牧野有通) |
1943年、北海道生まれ、東京大学文学部卒業。同大学大学院博士課程単位取得退学。アメリカ・アイオワ大学大学院修士課程修了。元明治大学文学部教授。日本メルヴィル学会会長、アメリカ・メルヴィル協会会長(2017年度)を歴任。メルヴィル、フォークナー関係研究書、論文、訳書多数。 |