『枯草のクッションを敷いた古馬車 尾崎翠全集未収録作品ほか』の詳細情報

枯草のクッションを敷いた古馬車 尾崎翠全集未収録作品ほか
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タイトル 枯草のクッションを敷いた古馬車 尾崎翠全集未収録作品ほか
サブタイトル
著者 [著者区分]■尾崎翠 [著・文・その他]
■石原深予 [編集]
出版社 幻戯書房 レーベル
本体価格
(予定)
4800円 シリーズ
ページ数 384p Cコード 0093
発売予定日 2024-05-24 ジャンル 一般/単行本/日本文学、小説・物語
ISBN 9784864882996 判型 46
内容紹介
1998年の『定本尾崎翠全集』刊行以後、新たに発見された小説“小野町子もの”=「書簡集の一部分」をはじめとする書籍初収録作品の集大成。
かつ『全集』解説の誤りを正す解題、最新版の年譜等も収録。
目次
著者略歴(尾崎翠)
明治29年(1896)鳥取県岩美郡に生まれる。鳥取県立鳥取高等女学校卒業後、代用教員をし
ながら誌紙へ投稿。大正8年(1919)4月、日本女子大学校国文学部入学。『新潮』大正9年1月号に長篇小説「無風帯から」を発表し本格的に文壇へデビューするが、女子大から問題視され退学。昭和6年(1931)『文学党員』および『新興芸術研究』に発表した「第七官界彷徨」で注目されるも、翌7年夏に病を得て9月に帰郷、静養。再び上京することはなかった。昭和8年、東京・啓松堂から『第七官界彷徨』刊行。帰郷後は看病や育児の手伝いなど家庭中心の生活を送り、昭和16年発表の随筆「大田洋子と私」が最後の作品となる。戦後は内職をしながら、亡くなった末妹の遺児を引き取り親代わりとして暮らす。昭和44年、「第七官界彷徨」が「全集 現代文学の発見」第6巻『黒いユーモア』(學藝書林)に収録。昭和46年、肺炎で死去。
著者略歴(石原深予)
1975年、京都府出身。京都府立大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得認定退学。博士(文学)。文学研究者。著書『尾崎翠の詩と病理』(ビイング・ネット・プレス 2015)、『前川佐美雄編集『日本歌人』目次集(戦前期分)』(私家版 2010/増補・修正版 2020)、共著『「日本心霊学会」研究 霊術団体から学術出版への道』(栗田英彦編 人文書院 2022)等。
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